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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

憧れの人からサインをもらうと、こういう顔になってしまうのだ。

      2016/03/19

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先日、ゲスト出演していただいたピアニスト・キーボーディストの橋本一子さんから、サインをいただきました!

嬉しいなったら嬉しいな。

私、中学、高校時代って、好きな芸能人や憧れのアイドルって、特にいなかったんですよ。

中学生の頃、周囲の野郎どもは、聖子ちゃん聖子ちゃんと五月蝿かったです。

また、高校生になると、今度は、おニャン子クラブ、おニャン子クラブだったりと熱く騒ぐ連中が周囲に多かったんですけど、私はまったくアイドルとかそういうのには興味がなかったんですね。

むしろ、そういう人たちを冷ややかな目線で見ているような感もあったかな。

マクロスの頃からリアルタイムで飯島真里はチェックしていたけど、彼女の場合は、アイドルって感じではないしねぇ。

どちらかというと、坂本龍一が小粋なアレンジをほどこして思いも寄らぬ傑作アルバムを引っさげてデビューしたシンガーソングライターというイメージのほうが強かったし。

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でも、それじゃマズいよね、ということで、人並みに話をあわせようと、色々なアイドルを探してみたところ、まあなんというか、かろうじて中森明菜とか斉藤由貴とか、岡田有希子がいいかなって。

それも歌唱力やルックスではなく、アルバムのサウンドやアレンジが良かったからというのが選んだ理由なんですね。

中森明菜は『不思議』というエコーかけまくりのアルバム全体のトーンがカッコ良かったし、斉藤由貴は『チャイム』の楽曲とシンセのアレンジが素晴らしかった。

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岡田有希子に関しては、うひゃ~、歌の音程がよれよれじゃーん!と思いつつも、アルバム『ヴィーナス誕生』には、坂本龍一が作曲した《WONDER TRIP LOVER》と《くちびるNetwork》が収録されていたので、「よし!頑張って好きになろう!」と思った矢先に、自殺報道がありまして……。

4th アルバム「ヴィーナス誕生」(UHQCD)ヴィーナス誕生

うーん、べつに無理してクラスの皆と話を合わせようとアイドルを聞こうと努力する必要ってないのかなぁなんて反省しました。

後年、大学で知り合ったベーシスト君も、自分はYMOとかアッコちゃん(矢野顕子)が好きでいいやと思っていたのだけrども、クラスメートたちと話をあわせるために、私と同じような理由で「公的」に岡田有希子を好きなことにしていたそうです。

なんだか、屈折していて面白いね、YMOの影響を受けまくった人って。

●そのベーシスト君についての記事
>>空虚としての主題

そんな感じで、中学、高校時代の私にとっては(あるいは彼にとっては)アイドルとか歌謡曲というのは、別世界の話で、どちらかというと、ルックスとかイメージなどといった要素よりも、音楽そのもの良し悪しでミュージシャンのことを好きになったり嫌いになったりしていたのだと思います。

だから、私にとってのアイドルというのは、音がカッコいい人、つまり、音楽が先にありきだったのですね。

そうすると、歌謡番組の『ザ・ベストテン』などに出場するような女性アイドルだと、やっぱり物足りないんですよ。

中学のときは、戸川純の歌詞と歌唱や、鈴木さえ子の浮遊感あふれるポップなセンスが好きでしたし、もちろんアッコちゃんの曲も歌もバックのサウンドも大好きでした。

そして、もう一人。

中学時代から、この人の出す音、カッコええわ~!と憧れのお人が、橋本一子さんだったんですよ。

最初は、YMOのツアーのサポートメンバーのキーボーディストという認識しかなかったんですが、ソロアルバムを聴いてみたら、仰け反り100回の、なんとも過激でセクシーな音をぶちかますお方だったのです(特に『VIVANT』が)。

BEAUTYBEAUTY

VIVANTVIVANT

その後、ジャズ方面のアルバムも発表され、ずーっと注目していた「常に気になるアーティストの一人」として私の中で、位置づけられていたのです。

最近は、このアルバムにゾッコンな状態が続いております。

Ub-XUb-X

そして、『Ub-X』を代表する名曲《凛》。
この研ぎ澄まされたアグレッシブな美を放つピアノはどうだ~!

とまあ、お聴きになればお分かりのとおり、そのハイセンスな音楽ゆえに、なかなかお近づきになりにくい方だと私は勝手に妄想しておりまして、それがかえって、私の中では、「一子さん像」が膨れあがり、それこそ、中学生や高校生がアイドルにはお近づきになるのは絶対に無理だと思うことに近い認識がありました。

私の中ではイメージが誇大化してゆき、住む世界が違い過ぎる雲の上のお人という認識にまで達してしまった一子さんが、なんと番組にゲスト出演してくれたのだから、もうなんというか、嬉しいなったら嬉しいなを超越してしまうほどの喜びだったということは言うまでもありません。

サインまでいただいちゃいましたし!
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後ろでニヤリとしている一子さんの表情が素敵ですね。

 

さらにさらに、セッションもしちゃいました~!
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そして、そして。

嬉しすぎて、最後は、こんな顔になっちゃいました~!!

 

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わたくし、やっぱりアホです。

鬼太郎になったり、ムンクになったりと。

記:2008/11/17

追記

その一子さんが出演した番組の模様がYouTubeにアップされていました。

恥かしすぎて全部は聞き返せませんでしたけど、なんというか、緊張して声がうわずりまくりの私が、やっぱり恥ずかしい。

記:2016/03/18

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