『偽装不倫』で、君子(仲間由紀恵)と磯次郎(谷原章介)コンビ復活

   

磯次郎夫婦再び?!

先日始まった日本テレビ系「水曜ドラマ」の『偽装不倫』。

まあ、主演の杏と宮沢氷魚の今後の恋愛の動向に目が離せないということなんでしょうけど、むしろ個人的には、杏の姉役の仲間幸恵と、その旦那の谷原章介から目が離せませんですな。

「おお、2007年に放映されたとテレビ朝日系列の「木曜ドラマ」の『エラいところに嫁いでしまった! 』の君子と磯次郎コンビ復活か?!って」感じです。

「エラいところ」とは、桃農家で、怖い、というか、厳しいというか、でも本当はやさしい母(岩下志麻)がいる磯次郎の実家のことね。

もっとメジャーな見方(?)をすると、『ゴクセン』のヤンクミと九条先生が結婚しているという見方もありますが、個人的には、岩下志麻のダメ息子・磯次郎と、キャラがちょっと『トリック』の山田奈緒子とかぶる槇村君子の印象のほうが強いんだよね。

今回の谷原章介が演じる吉沢賢治は、年収高いエリートビジネスマン。
かつ真面目で妻想いで、かつ妻の両親のために二世帯住宅まで建てて半分同居生活をするほど家族想いな夫。

それに反して仲間由紀恵は、素晴らしい旦那がいながらも、ボクシングジムでトレーニングをしているボクサーと不倫?(第一話の描写だけではまだ二人の関係はわからず)という役どころ

磯次郎、じゃなくて、谷原章介、じゃなくて、彼が演じる吉沢賢治がちょい可哀想ですな。

登場シーンの歯がきらりと、イケメンなんだけど、どこかコミカルなスマイルは、『ハンサム★スーツ』や『嫌われ松子の一生』から健在といったところか。

そういえば、谷原章介が演じる吉沢賢治の名前って、宮沢賢治と同じ文字ではないか。杏が演じる濱鐘子の名前の由来も、『銀河鉄道の夜』のカムパネルラだし、宮沢氷魚演じる、伴野丈もジョバンニだし、この宮沢賢治つながりが、今後の物語の展開に関係あるとか?

原作のコミックがあるんで、読めばわかるんだけどね。

記:2019/07/12

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