エレクトリック・アップライト・ベースでライブ出演in夢の中⇒腰痛

      2016/02/16

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私は2ヶ月に一回ぐらいの頻度で町田の「久美堂」の夢を見ます。

なんで、町田で、なんで久美堂という本屋なのかは謎ですが、夢の中に出てくる町田の駅ビルは、外観が『銀河鉄道999』に出てくるメトロポリスのようなビルで、バベルの塔のように雲を突き破るほどに高いのです。

いつも、このビルの完成記念の夢を見るんですね。

空に高くそびえる町田の駅ビルの中にオープンした巨大な書店、久美堂。

先日、東京駅の前に出来た駅ビルOAZOの中の丸善を8倍ぐらい大きくしたような多層階、かつコンピュータでの本の検索システムが充実した本屋さんなのです。

開店したばかりのこの書店で本を買おうと思って、いつも私は小田急線の終電で町田駅にかけつけるわけです。

ここまでは、今まで何度も見ている夢の設定と同じ。

違うのは、今回はここで演奏するハメになったこと。

久美堂の中には、観客500人ぐらいを収容できるステージがあるのですね。

ちょうど、上野の水上音楽堂のように半円形でステージを囲むようなスペースがあり、客席がないかわりに、放射状に本棚が延びているわけです。

客は立ち読みをしながら演奏も聴けるというステージなのです。

開店祝いのジャズバンド、どうやらベースがいなくなっちゃったらしいです。

だから、気がつくと私はステージの上。

ドラマーが若くて顔が真っ白な19歳ぐらいのお兄ちゃん。

アコースティックギターが、なぜかジャズ喫茶「いーぐる」のマスターの後藤さん(笑)。

で、サックスがスティーヴ・グロスマン。

なんだかいきなり演奏がおっぱじまります。

なんの曲か分からないので、耳を澄ましていると、曲名は知らないけど、これは 「Cm」のブルースだということが分かります。

すぐにステージに置いてあったエレクトリック・アップライト・ベースで演奏を追いかけます。

グロスマン、テーマをとったあとは、ステージを降りてどこかに行ってしまいました。

あらら、じゃあ次のソロはギター?それとも顔は見えないけど、ステージの奥のほうにいるピアノ?

ところが、視線が私に集中しているのです。

いきなりベースソロですか。

それにしても弾きにくいなぁ、私、エレクトリック・アップライト・ベースという楽器は嫌いなのです。

Landscape SWB-Elite/AC Swing Bass Elite ランドスケープ  エレクトリックアップライトベースLandscape SWB-Elite/AC Swing Bass Elite

なぜかというと、弾きにくいから。

なぜ弾きにくいかというと、不安定だから。

ボディが細いので、弾いていると左右にグラグラ揺れる。

だから音程をとりにくい。

不安定だと何がいやかって、腕と腰が疲れるのですよ。

アップライトベースは胴のボディがしっかりとあるためか、数秒手を放しても倒れません。それだけ楽器の形が安定しているんですね。だから、音程をとりながらも楽器を支える左腕の上腕筋と、肩の負担が少なくてすむのです。

だから、アップライトベースのほうが、じつは弾きやすいのです。

ところが、ウッドベースをお手軽にしたようなエレクトリック・アップライト・ベースは、棒状のような形のものが多く、弾いていても左右にグラグラと揺れて不安定な型をしているため、左腕全体にかかる負担はウッドベースの比ではない。

もちろん、その昔、キリンラガーのCMで、故・いかりや長介氏がエレクトリックアップライトのベースを椅子に座ってチェロを弾くような体勢で弾いていましたが、あのような構え方をすれば多少は安定性がキープできると思うのですが……。

さらにこの楽器、ボディもほとんどないので、弦の音を共鳴&増幅する胴もなく、拾うのは弦の振動のみ。弦の振動をベースアンプで増幅するだけ。だから、出てくる音は、エレキベースのそれとほとんど変わらないのです。

だったら、フレットレスベースを弾いたほうがラクでいいのに、というのが私の持論。

最近のエレクトリック・アップライト・ベースは改良が加えられ、弾いているときの安定性も増してきたようですが、それでも、指板の傾斜角度ひとつとっても、アコースティックベースのほうが格段に弾きやすいことにはかわりありません。

私が夢で弾いていたのは、アレです。えーと、メーカー忘れちゃったけど、東京事変で亀田誠二が最近弾き始めたエレクトリックアップライトベースです。

で、この楽器でソロをとりましたよ。10コーラス以上ソロをとっているのに、いっこうに他のメンバー、楽器を弾く気配がありません。

おいおい、まだやらせるのかよ。

さらに10コーラス。もうネタがほとんどないので、16ビートっぽいリズムに変えて、ひたすらCmブルースのソロをとっています。

気がつくと、ドラムもギターもいません。

ステージはオレだけ?

仕方ないので、その場で即興でテーマらしきメロディを弾いて演奏終了。

まばらな拍手。

かれこれ1時間もブルースのソロをエレクトリック・アップライト・ベースでとっていた私。

もう、疲れたよ、腰にきたよ。

ウッドベースでも疲れるのに、さらに弾き心地の悪いエレクトリック・アップライト・ベースでしょ?

カンベンしてよ。と思い、ステージを降り、エレベーターにのって、ビッグエッグほどのサイズの喫煙室で煙草に火をつけ缶コーヒーを飲んで一服しはじめたところで、目が覚めました。

起きようとすると、うっ、腰が痛ぇ。

夢の中での腰のイタさと同じじゃん。

もしかして、あちらの世界(アストラル界のようなところ)で、オレは本当にエレクトリック・アップライト・ベースを演奏していたのか?

なんだか不思議な感触です。

朝から、ライブ後のけだるい肉体的な疲れが残っています。

でも、これから秋葉原に出かけなくてはいけません。

冥土喫茶です。

話のタネに明度喫茶に行くことになっているのです。

というわけで。

記:2006/04/02(from「ベース馬鹿見参!」)

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