100 MAGIC WORDS/杏さゆり
さすが!な外装
ピンクの背景に、ドアップでレイアウトされた杏さゆりのポートレイト。
このジャケット(兼・歌詞カード)をケースから引っ張りだして、広げると、あらあら、まるで『sabra』や『週プレ』のグラビアみたいじゃないですか。
ま、そういうターゲット属性のアイドルだから当然といえば当然ではあるのだけど。
CDの円盤表面に印刷されている杏さんのポーズも、オマケの円形シールに印刷されている杏様のポーズも、なーんか、ちょっとAVのジャケット意識してませんか?な、微妙にエッチぃ感じなんだよね。歌とは裏腹に。
そんなわけで、ファンは、ジャケ&オマケ目当てでもいいから、売り切れないうちに買いをしましょう。
あ、既にファンなら買っているか。
気分は青春80年代
うん、歌はね、いいんですよ。
エコーというかエフェクトかかっていますが、気になるほどではない。
で、曲がいい。
一瞬、80年代にタイムスリップしたかと思ったよ。
そう思わせるほどの懐かしいサウンド。
アイドルのレコードにわくわくドキドキしながら、レコード針を下ろしたあのときの甘酸っぱい気持ち。
そんな昔の記憶をくすぐるような、歌、アレンジ、サウンドなんですよ。
でも、こういうサウンド、アレンジ、テイストを好むのって、結局は少数派のマニアなんだろうなぁ~。惜しい!
歌のほうも、決して滅茶苦茶スゴイ歌唱力というわけではないですが、キュートで清涼感ある歌だと思います。
ま、歌の巧拙を求めるファンなどごく僅かだと思いますし、ポイントはそこじゃないですから。
2曲目は、彼女自らが英訳した歌詞のバージョン。
さすが、NHKの『100語でスタート!英会話』のパーソナリティを勤めていただけのことはあります。
あ、そういえば、この番組のエンディング・テーマ曲でもありましたね。
元Cymbalsの矢野博康が作詞・作曲を手掛けておりますので、Cymbalsファンにもオススメです。
記:2009/07/24