【三文日記】2003年8月
2022/08/06
8/1(fri)
朝からフランク・ザッパ(のアンクル・ミート)。
クタクタな夜は、半ばまどろみながらブラッド・メルドーの『エレゲイア・サイクル』。
別冊宝島編集部編『わかる!遺伝子』(宝島社文庫)読了。
8/2(sat)
息子のヤマハ音楽教室に付き添う。
市ヶ谷のパブにて行われた英会話教室のパーティに女房と息子と参加。
別冊宝島680『論理思考でビジネスを変える!(問題演習編)』(宝島社)読了。
8/3(sun)
近所の美容院で、髪を微妙にカット。
息子と一緒に恵比寿のイーストギャラリーに行き、さまぁ~ずとつぶやきシローが出演のイベントに出席。
晩飯は、女房、息子とシズラーへ行き、サーロインステーキ。
8/4(mon)
暑い日は、余計に暑いものを食べたくなる。
昼飯にオロチョンラーメン大盛りライス付き、晩飯はカレーとキムチで、汗ダクダク。
小沢征爾『ボクの音楽武者修行』(新潮文庫)読了。
8/5(tue)
無性に芋焼酎を飲みながらモツ鍋を食べたくなったので、お酒にめっぽう強く、かつ詳しい女性を誘い、渋谷へ。
カツオ、長茄子、ゴーヤー、鉄鍋餃子、モツ鍋、皿うどんなどを平らげながら芋焼酎のボトルを空け、店の閉店後は、ショットバーに移動して、アイリッシュ系ウイスキーを中心に飲みながらのお題目は、“国際二股恋愛”についてと、彼女の幼少時からの母親からの戒め、“人の父ちゃんだけは盗っちゃだめよ”について。
気がつくと、午前3時を回っていたので、タクシーで帰宅。
8/6(wed)
さすがに、前の晩は飲みすぎたのか、起きた時にはちょっと頭痛がしたので、ミネラルウォーターと牛乳を飲みまくり、フリスクをバリバリと噛み、ゆで卵とかき揚げ蕎麦をかっこみ、なんとかいつもの体調に戻した。
原宿に行ったついでに、最近出来たブックオフに立ち寄り、以下の中古CDを買う。
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シェリル・クロウ『テューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ』(A&M)
嘉門達夫『天賦の才能』(Victor)
佐野元春『タイム・アウト!』(Epic Sony)
佐野元春『ザ・サークル』(Epic Sony)
仕事後は、まっすぐ家に帰り、息子と遊ぶ。
8/7(thu)
来月に発売されるジュエリーのファッション本に、私が所有しているフェンダー・プレシジョンのオールド・65年が使われることになり、本日、自宅にスタイリストのアシスタント女性がベースを借りに来た。
その時間にはまだ私は帰宅しておらず、女房が応対してくれたが、とても礼儀正しく感じの良い女性だったとのこと。
帰宅したら、先日アマゾンに注文した、懐かしくて涙が出そうなほどのCDが届いていた。
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ミック・カーン『ドリーム・オブ・リーズン』(Carol)
松武秀樹『ヒストリー・オブ・ロジック・システム』(東芝EMI)
8/8(fri)
Norah嬢と六本木のチャールストン・カフェ。
後、バックステージでカラオケ。
別冊宝島Real『【完全図解】大地震で壊れる町、壊れない町』読了。
8/9(sat)
台風。
ベタついた感触のグレイな一日。
フランク・ザッパの『アンクル・ミート』をリピートさせながら、村上龍の『愛と幻想のファシズム』を読みなおしていた。
8/10(sun)
銀座の資生堂パーラー本店の個室にてフレンチのコース。
両親の還暦祝いをまとめてやってしまおうという、妹の企画によるパーティだ。
夕方から夜にかけて、アルゲリッチがピアノ、指揮がシャルル・デュトワによるチャイコフスキー《ピアノ協奏曲 第一番 変ロ短調作品23》をリピートさせながら、村上龍の『愛と幻想のファシズム』を読んでいた。
8/11(mon)
会社で毎朝大量に届いているメールをチェックをし、一通り返事を書いた後、渋谷へ行き、CDショップを数店覗いた後、吉祥寺へ移動し、ホープ軒でラーメンを食べた後、再びCDショップを数点覗いたがなにもなし、会社に戻り、朝に撒いておいたいくつかの種が、夕方になって発芽していたのでで、チェック&戻し。
帰宅したら、随分前からアマゾンに注文していた、懐かしくて涙が出そうなほどのCD、大村憲司『春がいっぱい』とYMO『増殖』が届いていた。
小池直己『使ってはいけない!この英語』(宝島社新書)読了。
8/12(tue)
美人OLと、神保町の竹炭らーめんの店で、1日10食限定の“ヘルシー竹炭らーめん”。
後、お茶の水の「NARU」へ行き、山口真文カルテットのライブ。
間と省略を生かした端正ながらも太いテナーは、さすがにベテランの味わいで素晴らしかったが、3セット目に、店に遊びに来ていたジョージ大塚が乱入し、やたら音のデカいドカドカドラムを連打してデリケートなアンサンブルを破壊していた。
8/13(wed)
夕方、ジャズ研時代の先輩ギタリストとお茶の水の聖橋の上で野外演奏。
最初は、JRお茶の水の駅前の広場で音を出したが、おまーりさんに注意され、次に日販などが入っているビルの前で音を出したら、けーびいんさんに注意され、仕方なく聖橋の上での演奏となったのだが、結果的には吹いてくる風が心地良かったので、気持ちよく演奏することが出来たと思う。
夜は、バンド「ぱぴヨンズ」の打ち合わせ&飲み会。
8/14(thu)
女房&息子と六本木へ行き、晩飯、次いでバックステージへ行き、閉店まで飲み。
どこで覚えたのか、息子がヒップホップと盆踊りとフラメンコとバレエを微妙にミックスさせた創作ダンスをステージの上で音楽にあわせて踊り続けていたので、店内で大ウケ。
谷川流・著、いとうのいぢ・イラスト『涼宮ハルヒの憂鬱』(角川スニーカー文庫)読了。
8/15(fri)
バンドの新しい課題曲の練習。
夕方、息子を連れて会社へ行き、先週より発注しているCGアニメーションのチェック。
夜は、阿部薫と高柳昌行の『集団投射』をかけながら、『愛と幻想のファシズム』を読んでいた。
8/16(sat)
秋葉原に行き、古くなって使用していないパワーブック、PC用のモニタースピーカー、MOドライブ、128MBのメモリなどを、ソフマップの中古店で引き取ってもらうも二束三文。
付録のCDの演奏が非常に素晴らしい、マーク・ジョンソン著の『コンセプト・フォー・ベース・ソロ』という教則本を購入。
連日のようにしつこく雨がやむことなくダラダラと降っている。
8/17(sun)
終日息子と一緒にお留守番。
エスビョルン・スヴェンソン奏でるモンクをリピートさせながら、終日『信長の野望』をやっていた(一条兼定で、四国・中国・近畿地方制覇!)。
おそらくバンドの課題曲となるであろう曲が収録されているweezerの『マラドロワ』がアマゾンより届く。
8/18(mon)
終日、銀座のスタジオにて、現在制作中のCMのMAと本編集の立会い。
MAは、9人の声優や俳優をオーディションをしながら3人に絞り込んでいった。
納豆3パック分の夕食。
8/19(tue)
早めに仕事を片付け、まっすぐ帰宅。
グールドのバッハを繰り返し聴きながら読書。
安原顯『ハラに染みるぜ!天才ジャズ本』(春風社)読了。
8/20(wed)
先週より始めた期間限定メルマガ<JAZZ入門/名盤50選~ジャズの聴き方・愉しみ方>が、本日配信された「ウィークリーまぐまぐ[総合版]」の<新作メールマガジン発行部数総合ランキング>で1位として紹介されていた。
デザイン事務所の社長と六本木で飲み。
2軒はしごした後、タクシーで帰宅。
8/21(thu)
先日より、村上春樹の公式ホームページで、読者から寄せられたメールと、村上春樹が書いた返事を収録した『少年カフカ』を少しずつ読んでいる(すごい量!)。
会社の人たちと北海道直送の魚と焼酎のうまい飲み屋で呑み。
再び会社に戻り、仕事。
8/22(fri)
会社を休み、息子と一緒に『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』と『劇場版 爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!』の二本立てを見に行く。
世間やマスコミの間では「うまい!」と騒がれている「むつみ屋」というラーメン屋に行って醤油ラーメンを食べてみるが、マズくはないとは思うが、私基準の評価では、せいぜい下の上か中の下といったレベル。
ビデオ屋で『ヒカルの碁』を借り、1~9話までを観る。
8/23(sat)
ジャワの宮廷ガムランをかけながら、なごんだ気持ちで『信長の野望 将星録』。
ブックオフにいらなくなった本を30冊、CDを5枚ほど売りに行った。
レイ・ブライアントの『オール・ブルース』(Pablo)を購入。
8/24(sun)
息子におもちゃ屋で仮面ライダー555のファイズギアボックスを買ってあげる。
バンド・ぱぴヨンズの練習、秋葉原にて。
鳥料理の店で打ち上げ。
8/25(mon)
英会話教室。
フランス語講座を見るのを完璧に忘れた。
冷やし中華二人前。
8/26(tue)
フランス料理屋で昼飯。
プロバンス風のチキンのグリルが美味。
代理店の人と、四谷の「こうや」で、動けなくなるほど、しこたま中華を食いまくり、歩くのが億劫になったので、まだ電車が走っているにもかかわらずタクシーで帰宅。
8/27(wed)
昼はイタ飯屋へ行き、メインディッシュが豚のヒレ肉をベーコンで巻きしいたけソースをかけグリル。
夜もイタ飯屋で、メインディッシュが真鯛のホイル焼きと雛鳥のまるごと一羽グリル。
別冊宝島編集部・編『倒産体験』読了。
8/28(thu)
製造中止となり、今やマニアの間では高値のつくアナログディレイが故障したので、先日より楽器屋に修理を出している。
その楽器屋から本日連絡がはいり、内部の回路のいくつかが壊れているが、オールドのパーツを探して付け替えるとすると、かなりの時間とお金がかかるが、どうしましょう?とのこと。
内部の回路が新しいものになると、現在出回っている新型と同じものになってしまい、それではまったく意味がないので、古い回路を探して修理しておくれと返事。
8/29(fri)
ヨーロッパのピアノトリオが好きな友人より、Christoph Stiefelというピアニストの『ドリーム・オブ・ザ・キャメル』という砂漠のイラストがジャケットのCDをいただく。
「えーと、クリストフなんて読むの、このスペル?」と尋ねても、読み方はよー分からんけど、中身は良いから聴いてみておくれ、だそうだ。
慌しい一日だった。
※クリストフ・スティーフェルという読み、表記が国内では一般的なようです。
8/30(sat)
息子のヤマハ音楽教室に付き添う。
ベースの練習、読書、信長の野望。
別冊宝島839『僕たちの好きな村上龍』を読了。
8/31(sun)
息子と一緒にお茶の水へ行き、楽器屋廻りをし、オールド・ギター・ガレージに立ち寄った際に、7~8年前に売ってしまった以前の愛器だったジャズベースとご対面。
現在使用しているジャズベースを購入する際に下取りに出したベース(フレットレスに改造してある75年のジャズベース)だが、フレットレスへ改造された指板の表面処理の痕跡とい、私がつけた傷や、プラスチックの割れ具合はまさに昔の我が愛機に相違なく、なんだか昔の恋人や友人に出会ったような懐かしさがこみ上げてきて、思わず「久しぶり、元気か?今のオレはお前よりも10歳年上のベース2台と仲良くやっているよ」と店内にディスプレイされているベースに語りかけてしまった。
夕方から夜にかけて、秋葉原のスタジオにてバンドの練習をした後、居酒屋で打ち上げ。