【三文日記】2016年3月
2024/04/09
3/1 (tue)
晩飯は自宅で納豆とご飯と味噌汁と切干大根と漬物。
うーん、一般的というかシンプルなんだけど、やっぱり外食よりも、こういう食事のほうが「食べてるな~」って気がしますね。
買い物にスーパーに出かけた以外は、寒いから終日家の中、風呂には2回はいったり、HULUで映画を観たりと(『遠くでずっとそばにいる』の倉科カナが良かった)、なんだかダラダラ&まったりした1日だったね。
3/2 (wed)
高校生の息子は、動画を撮影、編集して、たまにYouTubeにアップしているが、私が高校生の頃を思い出すと、この状況は、とても羨ましい。
作品を気軽に発表出来るインフラが整っている上に、安い機材で、つまりiPhoneとMacがあれば、気軽にそこそこの作品を作れてしまうからだ。
私が高校生の頃は、動画を撮るなんて夢の夢、自作の音楽をしこしこ多重録音をして作っていたものだが、シンセサイザーやキーボード数台で30万円ぐらい、多重録音ができるカセットテープのMTR(マルチ・トラッカー)は10万円ぐらいしたので、そんなお金なかったので、2台のラジカセに1万数千円の4チャンネルミキサーをつないで、カセットテープに音質の悪い音を録音して満足していたものだが、今のデジタル機材に比べれば、性能がショボい上に、値段も高く、何より手間と時間がかかりまくっていたものだが、その手間と時間に費やす労力=ある意味ムダな時間を浪費することが出来た十代の時間って、とても貴重だったのかもしれないし、たとえ駄作でも、一つのものを作り上げるためには時間と集中力を要することを無意識に学んでいたような気がする。
3/3 (thu)
なんだか体調と精神のバランスが一致しないというか、言いようのないムズムズした日々がここのところ続く。
こういう状態、10代の後半以来な気がするが、そういう時の対処法として、高校時代の自分は、ひたすらノートに雑文やマンガを書きなぐっていて、皮膚を食い破って内側からあふれ出そうな獰猛なエネルギーを拡散&昇華させていたような気がする(そして、その時に放出されたエネルギーの残骸=音楽ノートの一部が撮影され、『超音楽鑑賞術』という本に掲載されちゃったりもしたので、人生何がどう転ぶかわからない)。
新宿で呑み。
3/4 (fri)
たまには気晴らしがてら占いも面白いかな、と思って、新宿の路上の占い師のお婆ちゃんに手相を見てもらいつつ、四柱推命と姓名判断をしてもらった。
私の手相を見た瞬間のお婆ちゃんの驚きの一声(内緒)が、もう滅茶苦茶ツボにハマってしまい(学生の頃、台湾のタクシー運転手にも同じこと言われた)、あとは私の性格や身辺状況のあてっこクイズみたいな問答になってゆき(秘密にしていることまで、ことごとく当てられた)、最初から最後まで爆笑の連続、けっこう楽しい時間を過ごすことが出来ました。
その後、駅のホームでバッタリ会った息子にそのことを話したら、なんと以前、息子も、そのお婆ちゃん占い師に占ってもらったことがあるそうで、「高校生料金」があるのかどうかは知らないけど、破格の値段で占ってもらっていたようです。
3/5 (sat)
今、huluオリジナルで配信されている『ニーチェ先生』。
これ、以前単行本で読んだときは、最初は『坂本ですが?』的な面白さを期待していたんだけど、そこまでは突き抜けてはいないにせよ、まあ「そこそこ」面白いなと思ったものなんだけど、huluバージョンも、コミックに漂う「そこそこ」感がそっくりそのまま漂っていて、まあなんというか、煎餅をかじりながらダラダラと見ております。
一番のポイントは、松井玲奈の妄想暴走っぷりなんだけど、『マジすか学園』のゲキカラ役といい、松井玲奈にはクレイジーな役が似合いますな(もちろん『gift』のような“マトモ”な役も悪くはなないのだけれど)。
3/6 (sun)
少し前から「フェイスブック離れ」が進んでいるのは、会社の上司や、嫁(旦那)の親など、自分のプライベートを知られたくない人と友だち繋がりを持ってしまったことによって、自身の日常をアップしにくくなってしまったという現状があるようだ。
私も以前、試みにフェイスブックに登録してみたものの、上記と同じ理由で身辺雑記はまったくアップしていないし、このページやジャズのブログの更新などで手一杯なのでフェイスブックにまでは手が回らないのだけれども、たまたま数日前に久々にフェイスブックを開いてみたら、いくつかメッセージが届いていたので返事を書いたり、プロフィールをちょこっとだけ追加してみたりした。
小学校時代は転校を繰り返していたんだけれど、いくつかの小学校で仲良くしていたクラスメートが見つかったので懐かしい気分になって友達申請したりメッセージを書いていたら、あっという間に時間が過ぎてしまった。
3/7 (mon)
ガジュマルの葉っぱが、ここのところ元気なさそうなので、ベランダに鉢を出して日光に当てたかったんだけど、あいにく本日は曇りでした。
晩飯は息子と近所の居酒屋で、帰宅後、バナナチョコアイス。
三橋貴明『中国崩壊後の世界』(小学館新書)読了。
3/8 (tue)
大事なことって、なかなか上手に伝えられないものですね。
言うべきこと、伝えるべきこと、いや想いのようなものかな、真剣であればあるほど難しいし、半分も伝わっていないんじゃないかという不安が残るものです。
晩飯は自宅で和風パスタ(最近、麺類は息子が手早くちゃちゃっと作ってくれるので、とても有難い)。
3/9 (wed)
先日の暖かさとは打って変わっての寒さ。
冷たい雨もシトシトと。
昔のファッション誌や音楽誌をパラパラとめくっていたら、無意識に鼻歌で歌っていたメロディが、『カインド・オブ・ブルー』のマイルスとコルトレーンのアドリブフレーズだった。
3/10 (thu)
以前著した本『超音楽鑑賞術!』をAmazonで見てみたら、なんと定価1000円の本が8800円の高値がついていた。
まさか購入する人はいないとは思うけど、著者本人がいうのもなんだが、さすがに8800円分の価値の内容ではないかな(版元が品切れになると、一気に中古出品の価格が高騰するんだね)。
息子と近所の居酒屋で晩飯。
break
3/11 (fri)
先日の『超音楽鑑賞術!』のAmazon中古出品価格、本日は適正価格(?)の1000円に戻っていた。
けっこう版元の品切れ商品の出品価格ってコロコロと変わるもんなのかな。
未だ引っ越し中のこのサイト、アップしきれていない過去記事が、まだ500本以上あり、このままではイカンな~と思い、本日は大量にアップするぞ~!と張り切ったんだけれども、新しい画像を探したり、文章にちょこちょこと手入れをしているうちに、意外と時間がかかってしまい、結局は数本しかアップすることが出来なかったな~。
3/12 (sat)
数日前とは一転して寒い、というよりは冷える日が続く。
部屋では床暖をつけているので足や身体は暖まるんだけど、末端冷え性なのかな、どうも左手の甲や指先が冷たいんだよね。
暖かいコーヒーカップを握ったり、手をお湯につけたりすれば、しばらくは暖かくなるのだけれども、気が付くと元の木阿弥、春よ早よ~来い。
3/13 (sun)
小川隆夫氏の新刊のレビューを書く。
最初は1000文字前後でサクッと書くつもりだったのが、書いているうちに、指が止まらず、結局5000文字超え。
HULUで深きょん&寺島しのぶの『女はそれを許さない』を全話鑑倒す。
3/14 (mon)
将来の女医さん(?)と新宿の紀伊国屋の医学書コーナー行ったり、ミスド行ったり、ルミネのヴィレッジ・ヴァンガードで缶バッチを買ってもらったり。
晩飯は息子と近所の居酒屋にて。
青木仁志『一生折れない自信のつくり方』(アチーブメント出版)読了。
3/15 (tue)
フジテレビの火曜22時枠のドラマ『お義父さんと呼ばせて』が本日、8話目で最終回、来週から2週連続で『ガリレオ』を放映するのだそうな。
視聴率が低迷しているということは知っていたけど(個人的には結構おもしろいと思っていたんだけどね)、やはり予測していたGRP(延べ視聴率)が取れないとなると、早々に打ち切って、確実に視聴率が取れそうなコンテンツを配さないと、スポンサー対策にはならないんでしょうね。
夜は四谷エリアを徘徊。
3/16 (wed)
スペイン留学から帰国した子と新宿で「お久しぶり」飲み会。
最初はオイスターバーに行くつもりだったんだけど、牡蠣が苦手だということで、急遽近くの他の店にはいったら、なかなか「当たり」の店だった。
ボトルワインが他店よりも数百円安いので⇒飲みまくり、だし、アヒージョやトリッパの煮込みなども滅茶苦茶安い上になかなか旨いので⇒食いまくり、って感じで、普通のちょっと良さげなイタ飯屋だったら、優に2万円は超える分量の飲み食いをしたにもかかわらず、万札1枚でお釣りがくるのだから、なんて良心的な店なんだ~って感じであります。
3/17 (thu)
2年ぐらい前から息子が「ジャズのアニメで、いいよ、いいよ」と薦められていた『坂道のアポロン』を遅ればせながら全話観賞。
ジャズとBLと青春学園モノがバランス良くブレンドされたアニメなんだろーなーという先入観は当たらずしも遠からずって感じで、めちゃくちゃ面白いというわけではないけれども、普通に面白く観ることが出来ましたよ。
この作品をキッカケに、劇中で演奏される《マイ・フェイヴァリット・シングズ》や《バードランドの子守歌》などを好きになり、ジャズに興味を持った人も大勢いると思われ、そういった意味では、ジャズの間口を広げてくれた良質なアニメなのではないかと思うし、時代背景は60年代であるにもかかわらず、劇中で演奏されるスタンダードナンバーには現代的なシャープなスピード感があり、思いもよらぬフレッシュなスタンダードを楽しめた。
3/18 (fri)
ここのところ、放置状態だったフェイスブックのテコ入れをしているんだけれども、そうすると、意外な人と繋がることもあるんだね。
20数年前にフラれた女性なんですが(笑)、現在は外国の方とご結婚されて2児の母として元気に活躍中とのことです。
そんな彼女と、夜、チャットをしていたんでありますが、20年も経つと、過去のわだかまりというか、悲しかったことなどの一切が浄化されていて、「懐かしいね~」とか「あの子元気かな?」とか、そいういう他愛もない世間話をオンライン上で交わすことがとても楽しく、気が付けば深夜2時を回っていたという(笑)。
3/19 (sat)
今月で閉店してしまうという新宿のパン屋さんに行ってみる。
晩飯は息子とイタ飯屋。
トリッパの煮込みが旨いですね~、というかトリッパの煮込みは、どこのイタ飯屋でも外れの少ないメニューの一つではありますが。
3/20 (sun)
ビル・エヴァンスの《シュガー・プラム》が染みてくる真夜中。
『ビル・エヴァンス・アルバム』に収録されている「アルバム・ヴァージョン」のほうなんだけれども、特にめちゃくちゃ凄い演奏というわけでもなく、エヴァンスとしては「いつものごく普通の演奏」程度のエネルギーで演奏した曲だと思うんだけれども、この「普通な按配」が、かえって夜のリラックスタイムには極上のリラクゼーションミュージックになるんでしょうね。
ベースソロの途中からエレピに代わるところもお茶目、というか、あまり音楽的必然性が感じられない、この無理矢理感も微笑ましいですネ。
3/21 (mon)
朝の二度寝で気付けば午後1時。
健さん最後の映画『あなたへ』を遅ればせながら鑑賞し、晩飯は息子と近所の居酒屋で。
野田サトル『ゴールデンカムイ 6』読了。
3/22 (tue)
仲雅美・由美かおる主演の映画『同棲時代-今日子と次郎-』を観る。
1973年に公開された作品とのことだけど、もっと昔の出来事のように感じる。
アンヌ隊員(ひし美ゆり子/菱美百合子)が裸になったり鞭で打たれたりしていて、ちょっとビックリ。
3/23 (wed)
先日、グーグルから「お客様のサイト‟cafemontmartre.tokyo”は、サイトのトラフィック量とページ数の最低要件を満たしているため、無料でサイト訪問者におすすめコンテンツを宣伝できる関連コンテンツ機能のご利用要件を満たしています」というような内容のメールが届いていた。
ということで、早速関連コンテンツユニットをメールの説明通りに、このサイトの記事下に設置してみた。
うーん、なんだか、記事のタイトルと、貼り付けた写真が一致していない表示が多いゾ。
3/24 (thu)
2日連続で、海鮮バラちらし丼を食べる夢を見てしまったため、昼間から、海鮮バラちらし丼、海鮮バラちらし丼、酢飯の上に、マグロとブリとカニと……喰いてぇ!状態になり、特に酢飯を早く口の中に入れたいと思ったので、ランチ営業をしている海鮮居酒屋に駆け込む。
口の中が、酢飯を欲している状態で、最初の一口が、……ん?甘い!
なんと、ガリまで細かく刻んで酢飯の上に盛られていたため、夢想していた夢の中の味とはまったく異なり、ちょっと白けた気分で食べ終えた。
3/25 (fri)
中野の天ぷら屋。
息子は2000円以上するビックリ天丼をバクバク喰い、その前後にも天ぷらを10品目食べていたが、育ち盛りの男の子の喰いっぷりって見ていて気持ちがいいねぇ。
帰宅後、バーボン飲みながら激辛焼きそばと抹茶アイス。
3/26 (sat)
スケジュール管理が杜撰すぎる息子を叱る。
まあ年頃ということもあるんだろうけど、やらねばならぬことをやらずに、明日からの合宿のことばかりが頭でいっぱいになっているようだ。
納豆ご飯を食べながら『珈琲時光』を観る。
3/27 (sun)
橋爪功、吉行和子の『東京家族』(監督:山田洋次)と、役所広司、樹木希林の『わが母の記』(監督:原田眞人)を観た。
緒形拳、小川真由美の『復讐するは我にあり』(監督:今村昌平)を途中まで観た。
テストステロン『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』(U-CAN)読了。
3/28 (mon)
『冷たい熱帯魚』を観た。
『都市伝説の女 season1』を全話観た。
『蒲田行進曲』を途中まで観た。
3/29 (tue)
夜、大学時代の悪友と20数年ぶりに電話で話す。
学生時代と変わらぬ「踏み倒し大魔神」っぷりと懐かしさの相乗効果で爆笑の連続。
ガンプラのEz-8(HGUCではない1/144)、腕と盾とライフルの部分だけをちょこっと組み立て。
3/30 (tue)
桐谷美玲の『女帝 薫子』観たさに、まずは加藤ローサの『女帝』を全話観倒す。
観ながらフェイスブックのタイムラインをザッピング。
1日中眺めていると、流れとか傾向のようなものが、なんとはなしに掴めてくるね。
3/31 (tue)
フェイスブックの友達が3000人を超えた。
なんだか少し飽きてきたかもしれない。
5000人が友達の上限のようなので、そろそろ明らかにセールス目的の人や、まったく更新していない人は、少しずつ間引いていこうかな。