雑想 2021年6月

      2023/03/06

モーメンツ・ノーティス 敦賀明子

弦ベースでも、このテンポであのコード進行はツラいのに、オルガンの左手で、この曲のベースラインをよくもまぁ、こんな軽々と!

ま、プロですから、それが当たり前といえばそうなのかもしれませんが、やっぱり凄いし、カッコいいです。

彼女のライヴ、一度お邪魔したことがあるんですが、ウェス風のギタリストをフィーチャーした内容だったので、このようなハイテンポの演奏はしていなかったような。

ベースライン 津川久里子

ローポジション中心でも、非常に伸びやかな歌心あふれるベースライン。

旦那さんのギタリスト、阿部大輔氏とのデュオ演奏を聴くと(動画で見ると)、無理してハイポジションを弾こうとしなくても、これだけ豊かなベースラインを生み出すことが出来るんだ!と、ハイポジションが苦手な私にある意味勇気を与えてくれる津川久里子さんのウッドベース、素敵!

ダフード レッド・ガーランド

菅のアンサンブルが映える曲ではあるけれど、ピアノトリオも悪くない。

しかも、レッド・ガーランドが弾く《ダフード》だから、これはもう!

あいかわらず一音一音の粒立ちが美しい。

ベースのウォーキング・ソロの後に登場する最初のフレーズが一瞬《ドナ・リー》なのもご愛敬。

マイルストーンズ 醍醐味

《マイルストーンズ》の基本は、ズンズンズン!だ。

↓ずんずんの元祖。力強い。ダンプカー

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勇壮なイメージ、こちらにズンズンズンとゆったりと力強く迫ってくる感じ。

これはメロディによるところが大きく、このメロディの譜割りのおかげで、4つを刻むベースラインがよりいっそう力強く感じることが出来る。

とくに、ビル・エヴァンスや、橋本一子のように、リズムを溶解・細分化させることなく、オーソドックスな4ビートの基本を守って刻めば、もうなんちゅーか、ズンズンズンが心地よくて、あのラテン・ジャズ・クインテットのラウンジ的ニュアンスの演奏ですら、もうズンズンズンズンなのであります。

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こちらの演奏は、そうとう心地よいズンズンズン。

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しかし、ズンズンズンから解放されたエヴァンスや、橋本一子のバージョンはオシャレミステリアス。
これはこれで、やっぱりいい。

stakra 坂本龍一

坂本龍一のソロアルバム『async』は、大好きな作品なので、よく聴いている。

よく聴いているということは、新たな発見も時にはあるということで、新たな発見や、新たに曲の魅力に気づけば、以前好きだった曲よりも、新たに好きになった曲ばかり聴く頻度が増えるということにもなる。

で、最近は、《stakra》ばかり聴いている。

スタクラ?
スタークラ?

スタクラだと、スタンリー・クラークの略みたいだ。

読み方はわからないけれども、教授(坂本龍一)がドキュメント映画で、「80年代っぽい」と語っているように、昔の人々が思い描いていた未来の世界を彷彿とさせるような音だ。

個人的には、80年代というよりは、もっと前の70年代、あるいは60年代のSF的レトロ感を感じる。

『禁断の惑星』とか、『惑星ソラリス』とか?

そういえば、教授は好きな映画に『惑星ソラリス』を挙げていたな。
アメリカ版ではなく、タルコフスキー(ソ連)のほうね。

そんなテイストを《stacra》からは感じるのだ。
技術は進んだが、人々は高度に管理されており、あまり明るくない世界。

不愛想ではないが、無表情な人たちが交錯する未来の都市空間、あるいは宇宙空間を彷彿とさせる、なんだか底流には常に絶望や諦観が流れているようなテイストが良い。

私がYMOの楽曲で教授作曲のナンバーで好きなもののひとつに《キャスタリア》という曲があるが、この《キャスタア》に通じるテイストを感じる。

曲の構造や肌触りはまったく違うのだけれども、若い頃からの教授が通底して持っていたであろう、ある種のダークでスタティックな世界観が両楽曲とも時を超えて涌出しているように感じている。

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>>打!が心地よい《async》/坂本龍一

長生きしたい理由

私がまだまだ長生きせにゃならん理由はたくさんあって、そのいくつかを述べると、まずは、知識。

もっともっと色々なことを知りたい。

現在、私の頭の中にある情報在庫は、まだ知りたいことの1万分の1にも満たないと思う。

なぜ、様々なことを知りたいのかというと、考える材料がたくさんあったほうが楽しいから。

あぁでもない、こうでもないと頭の中でくだらないことを、こねくりまわすように考えるのがわりと好きだから。

もう一つ理由をあげるとすれば、もっともっとたくさんプラモを作りたいから。

折に触れて、このページの記事の色々なところに書いているが、戦車だけでも、JS-3、KV-1、KV-2だけでも、最低各50個ずつは作りたい(みんなソビエト戦車やんけ)。

最後にもうひとつだけ書くと、私はとても食いしん坊なので、もっともっとたくさんの料理、食べ物を食べまくりたいからなのだ。

そのためには、長生きする必要がある。

だから長生きせにゃぁならんという、めちゃくちゃ単純な考えなのでした。

エピストロフィ― 伴奏

伴奏だけでも聞いているだけで嬉しい気分になるセロニアス・モンクの名曲《エピストロフィー》。

Epistrophy(ジャズピアノ初心者の為のモンク)

「パターン」編も面白いよね。

ハイパーループ

イーロン・マスクのハイパーループ、時速1200km。

技術化は可能として、乗ってる中の乗客はどんな気分になるんだろう?

ジャンボジェットよりも速いわけだからね。

ジャズ上達 耳コピ

天才ピアニストゆうこりんの「【超有料級】魔法のジャズの練習法」♪

そう、そう、そう。
わかるぞ、わかるぞ〜!

結局は「耳コピ」。
これに尽きる! んだよね。

大変だけど……。

模型 下塗り

私の場合、だけれども。

とにかく、プラモを塗る前は徹底的に下塗りをする。

もう親の仇を撃つかのように徹底的に下塗りをする。

下塗りを手抜きした作品は、個人的な出来は必ず「イマイチ」となる。

で、下塗りはだいたいスプレーを使う。

エア圧が高いので。

下塗りがきちっとできれば、私にとっての模型作りは9割完了だ。

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