ジョー・ザヴィヌルの左手
2021/01/25
ジョーの左手には欠点がない。彼がキーボードを演奏するときのアプローチは、まるでボクサーみたいなんだ。コブラのような手の速さで、ボクサーのような演奏をする。だから、ジョーに立ち向かう方法を知らなければならない。音楽的にもリズム的にもね。彼は普通のピアノ・プレイヤーではない。つまり、彼はドラマーのようにピアノにアプローチしているということだ。
(ブライアン・グラサー『ザヴィヌル~ウェザー・リポートを作った男』より)
なるほど、そう言われて聴いてみるとたしかに。
特に、ウェザーの時なんか、ジャコのベースのパートを弾くこともあったしね。
ザヴィヌル―ウェザー・リポートを創った男