ようこそ!カフェ・モンマルトルへ
2024/08/24
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ようこそ、カフェ・モンマルトルへ!
このサイトは、高野雲(たかの・くも)の遊び場です。
音楽、映画、テレビ番組、模型などなど、思ったことを徒然に書いている、いわば「言葉の掃き溜め」のようなところかもしれません。
思いついたことを気ままに書いてますので、勢いあまって暴言的な内容になってしまっている記事もあります。
それで、お気を悪くされた方がいらっしゃれば、申し訳なく思います。
開設日とサーバー
このサイト、「カフェ・モンマルトル」を開設したのは、1999年の3月21日でした。
以来、サーバーは、bekkoame⇒interQ⇒さくらインターネットという流れで、現在のエックスサーバーに至っています。
日々増え続けるデータの容量、そして、セキュリティや速度の関係で、2014年の12月末より、現在のエックスサーバーに引っ越しました。
書き散らかしてきた記事の内容が膨大なため、現在も引っ越し作業は継続中です。
サイトを立ち上げた動機
このサイトを始めた理由は、「何か言いたいこと」や「何か訴えたいこと」があっから立ち上げたというわけではありません。
この「カフェモン」を立ち上げたのは、20世紀末の1988年~1999年頃。
当時はインターネット黎明期とでもいえる時期で、スケルトンでボンダイブルーのiMacが登場したこともあり、インターネットというものが、一般の人々に徐々に浸透しはじめた時期でした。
とはいえ、電話回線に接続して、夜中などは繋がるのに結構な時間がかかることもありましたけどね。
昔からMACが大好きだった私は、iMacが発売されるやいなや、勢いで購入。
⇒せっかく購入したからにはインターネットにつながないと、iMacの「i」の意味がないぞ~!
そう思い、プロバイダと契約したわけです。
周囲を見渡すと、主に理系でコンピューターに詳しい人たちが、独自に個人のサイトを作りはじめていました。
しかし、バリバリ文系の私が、「そんなことできるわけないよなぁ」と遠巻きに見ていたら、なんと私の友人で、これまたバリバリ文系の音楽系雑誌の編集者が個人サイトを立ち上げていたのです。
彼女ができるんだったら、きっと自分もできるに違いない(たぶん)。
⇒だからホームページを作ろう。
そう、『土佐日記』の言葉を借りれば、「人もすなるHPといふものを、自分もしてみむとてするなり」ぐらいのモチベーションでした。
当時は、もちろんブログのような便利な器はなく、理工系でパソコンに詳しい若い人たちは、手打ちのhtmlのタグを駆使して、ユニークなサイトをアップしていたのですが、私の場合は、そんな知識もやる気も持ち合わせたいなかったため、MAC版のHP作成ソフトを使って見るよう見まねでコンテンツを作成してはアップしていました。
「みんなの真似をして、とりあえずはHPを作ってみよう」。
その程度の理由で、このサイト「カフェモンマルトル」が誕生したのです。
サイトタイトルの由来
なぜ「カフェ・モンマルトル」というタイトルなのか?
これには深い理由はありません。
当時、私が不定期でライヴをしていた、テクノジャズグランジパンクバンド「ブルトン・アプレゲール・テケレッツ」のファンクラブの名前が「カフェ・モンマルトル」だったのですが、新しい名前を考えるのが面倒臭かったこともあり、そのまま「カフェ・モンマルトル」という名前にしました。
もちろん、私が好きなジャズのライヴアルバムは、北欧にある「カフェ・モンマルトル」というライブハウスで行われているものが多いという理由もありましたが、サイトを立ち上げた当初はジャズのことを書いてみようなどという気持ちは、まったくありませんでしたので、現在は、たまたまジャズの記事が多くなっていますが、このタイトルとコンテンツの内容の一致は偶然としか言いようがありません。
サイトのコンテンツ
「自分のホームページを持つと、なんだかカッコいいかもしれないな」。
この程度のモチベーションでスタートしたので、当然、書くネタはありませんでした。
でも、何か書かないとHPを持った意味がないので、とりあえず、自分が書けそうなことがあれば、遠慮なく吐き出していこうと思い、特にコンセプトを決めずに、思いついたことを書き始めました。
結果的には、児童向けの童話とウルトラマンや仮面ライダー等の特撮の話が中心のサイトになっていきました。
それと、プラモ。
このへんは子どもの頃から大好きだったジャンルなので、「何か書かなければいけないとしたら、それほ苦労なく書けそうなネタ」でした。
ちなみに児童向けの童話のほとんどは、サーバー移転の際にデータを消失してしまったため、残念ながら残っていません。
ジャズに関しての記事
現在、このページはジャズについての内容が多くなってきています。
特撮や童話以外の内容は書けないのかと思い、ネタ探しのため、部屋の中を見渡したところ、1000枚を超えるジャズのCDが棚に収まっていることに気が付きました。
ただ、当時の私にとってのジャズというものは、「ディスクユニオン」の中古コーナーで、できるだけ安い値段で大量のジャズのCDを買うことが楽しみというか、ストレス解消の手段としてぐらいしか考えておらず、それ以上でもそれ以下の存在でもありませんでした。
もちろん、買ったCDは聴いてはいましたけど……。
しかし、ジャズについての文章を書こうという発想がそもそもなかったんですよ。
だって、ジャズについての文章を書けるような人は、ものすごく「学」と「知識」があって、文章力もある「立派な人」しか無理だと思っていたので、当時の私はジャズについての文章を書くなんて「オコガマしいにもホドがある」と思っていたのです。
しかし、思い返すと、学生時代はジャズ喫茶でアルバイトをしていましたし、ジャズ研究部に所属してピアノやベースを弾いていた経験もあったため、ジャズだったら、大好きなバド・パウエルとセシル・テイラー、そして(当時は)嫌いだったロン・カーターについてぐらいなら書けるだろうと思って、いくつかの記事を冗談半分で書いてみました。
すると、どうでしょう?
勢いと反射で書いた「そんなにいいのか?ロン・カーター」という記事に反響があったのですね。
(⇒こちら)
その反応のほとんどが、「同感!」「その通り!」などといった好意的な反応だったため、気をよくした私は、調子にのって少しずつジャズの感想文を書き始めるようになり、現在にいたっています。
三文日記
このサイトを立ち上げる数日前から「三文日記」というものを書き続けています。
その理由は簡単で、せっかくホームページを持つからには、アクセスカウンターの数を増やしたいと思ったからです。
アクセスカウンターの数が少ないと恥ずかしいかもしれないなぁなどと考えていた私は、どうしたらたくさんのアクセスを集めることができるのかを調べてみました。
一つが「相互リンク」、そしてもう一つが「毎日更新」でした。
「相互リンク」は、地道にお願いメールを出せば増やすことができますが、「毎日更新」は難しいと思いました。
毎日書けるようなネタなど持ち合わせていないと考えていたからです。
しかし、よくよく考えてみれば、日記だったら毎日アップできる。
⇒そうだ、日記を書こう!
でも、長くなると書くのが面倒になる上に、途中で挫折してしまいそうだな。
⇒よし!「短い日記しか書きません」という「言いわけ」を作ろう
そのためには?
⇒最初から文字量が少ないということを謳ったタイトルにすればいい
どんな?
⇒一行日記とか、百文字日記とか、三行日記とか
そして、それぞれの縛りで数日書いて実験をしてみたところ「三文」という縛りが、もっとも気軽に書けるということを発見しました。
しかも「三文」という言葉は、「三文オペラ」とか「三文の価値もない」というように、「大したことがない」というニュアンスもある。
文字量少なく、大したことを書く必要もなく、しかも、毎日更新すればアクセスアップも期待できるからいいことづくめじゃん?!
この考えは見事に(?)的中し、このサイトを立ち上げたから15年を超えた現在も、ほぼ休むことなく日々続けることに成功しています。
しかし、こんな私でも一応は、日記の切り口に関しての研究を多少はしていました。
いわゆる「日記文学」と呼ばれているものには、何冊か目を通しました。
その中で、もっとも参考になったのが、武田泰淳の妻、武田百合子の『富士日記』でした。
だって毎日、食べたものばかり書いてあるんだもの(笑)。
これはいい、これはラクそうだ! だってモノを食べない日はないのだから。
だから、いまだに私の三文日記は食べ物に関しての記述が多いのですが、それは『富士日記』の影響が残っているからなのかもしれません。
ベース馬鹿見参!
このページの立ち上げ初期。
当時の私はベースが大好きで、いろいろなベースを弾いていたし、実際バンド活動や、夜のクラブ活動(夜のライブハウスを兼ねた飲み屋でベースを演奏すること)を盛んに行っていました。
だから、ベースについてのことはたくさん書ける!
そう思って、結構精力的にベースに関してのテキストを書いていました。
そのときのタイトルが「ベース馬鹿見参!」でした。
結構、反響のあるコーナーで、よく質問や激励などのメールをいただき、とても励みになりました。
ただHP立ち上げ草創期のコンテンツだったゆえ、ページレイアウトが野暮ったく、可読性も低いため、いま考えれば、もう少し力を入れて更新しておけばよかったかなと思っています。
ワードプレスにテキストを引越しの際は、「ベース馬鹿見参!」のテキストは「音楽」のカテゴリに分類しています。
訪問者の方が検索しやすいよう、テキスト下の日付のところには「from ベース馬鹿見参!」というクレジットを入れています。
もし、かつての読者の方が、こちらの訪れた際は、サイドバー右上にある検索窓で「ベース馬鹿」と入力して、検索していただけると幸いです。
塵も積もれば
塵も積もれば山に……、なっているのかどうかはわかりませんが、15年以上、ダラダラと書き続けた結果が、現在のこの「カフェ・モンマルトル」というサイトの姿です。
何度もリニューアルを繰り返しており、開設当初の面影はまったく残っていませんが、書いている私本人は変わりなく私ですし、このサイトを初めて以来、やめようと考えたことはただの一度もありません。
それぐらい、もう自分自身の一部というか分身のようなものが、この「カフェ・モンマルトル」なのです。
ほんとうに主観バリバリの内容ばかりですので、不愉快になられる方もいらっしゃるかもしれませんが、もしお気に召していただければ、少なくとも「三文日記」に関しては、日々更新しておりますので、ちょくちょく遊びにいらしていただけると幸いです。
というわけで、ちょっと長めのサイト紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
他サイト
あ、ついでに姉妹サイト(ブログ)も紹介させてください。
「快楽ジャズ通信」
これは、以前ラジオ番組をやっていた時につけていたブログで、主にジャズのCDを紹介していましたが、現在は更新していません。
「雲風呂」(こちら)
欲しいもの、買ったもの、おすすめ商品などを紹介しているブログですが、現在は更新していません。
現在比較的マメに更新している姉妹ブログは、
「ジャズの話」(こちら)です。
2018年年末よりYouTubeチャンネルを続けているのですが、動画にいただいたコメントとコメントへの返答を中心にアップしているブログです。
ご興味があればぜひのぞいてやってください。
ではでは、このページの検索ボックスにお好きなキーワードを入力し、そそるタイトルがあれば、ぜひぜひお読みになってください。