ラブレター・フロム・何か?/ecosystem
最近、なんとはなしに気がつくと毎週見てしまっているのが、深夜アニメの『うた恋い。超訳百人一首』。
タイトルどおり「百人一首」のアニメなんだけど、「平安時代の色恋沙汰をこんなにも現代風にしちゃっていいの?」ってぐらいポップな内容なんですね。
受験生に最適!と勧めたいところではありますが、あまり学ぶことはないかもしれません。
もっとも、その時代独特の風習や衣装から平安時代をカラーイメージすることぐらいは出来るとは思うので、受験という狭いイベントを目的にするよりも、広く「教養」という目的で見るであれば有効なのかもしれません。
なにせ分かりやすいし。
なんたって、在原業平が「なりぴー」ですからね(笑)。
アニメもそうですが、原作の絵を見ると、もう完全にカツラをかぶった現代人ですな。
平安時代の人々って、こんなに細面でもないし、スタイルも良いとは思えないし。
で、このアニメのオープニングが、なかなかイイんですよ。
ecosystemの《ラブレター・フロム・何か?》。
ecosystemは、ヴォーカル(+ギター)、ベース、ドラムが女性で、ギターが男性のロックバンドなんですが、なかなかグッとくる曲を演ってくれています。
『銀魂』のオープニングテーマを演奏しているバンドといえば、分かる人も多いんじゃないかな?
で、『うた恋。』のオープニングテーマの《ラブレター・フロム・何か?》は、なかなかエモーショナルなナンバーで、サビのメロがなかなかで、後半部、転調するところなんかはグッときますね。
この曲のシングルの発売は、ちょっと先で、8月22日とのこと。
うーむ、アニメはもう4話ぐらいまで進んでいるのに、発売タイミングずれてるなぁ、と思いつつ、それでも今から発売が楽しみなのであります。
ちなみに、バンドサウンドや、ヴォーカルの歌い方は、なんとなくではありますが、椎名林檎の影響を受けているのではないかと思われる箇所が随所に散見されます。
もっとポップになってはいますが。
記:2012/07/31