問題のあるレストラン第6話 二階堂ふみ、高畑充希、松岡茉優の3人

   

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ターニングポイント

『問題があるレストラン』の第6話。

今回は、様々な面におけるターニングポイントが訪れた回かもしれませんね。
翌週の第7話から、新たな展開が期待できそうです。

YOUの正体

にしても、YOUが弁護士だったとはね。

第一話で、高畑充希に「裁判官、検察官、弁護士、その男女の割合はおよそ男性85%、女性15%。そういうことはさ、セクハラ・痴漢・暴行の裁判で女がどんな目に遭ってるか勉強してから言ったら!?」と説教していましたが、「ラクな仕事ないかな~」などとユルいセリフばっかり吐いていたYOUが、突然、ここの部分だけ妙に今までとは温度の違うセリフを吐いていたのは、そういうことだったんですね。

高畑充希がイイ感じ

セリフといえば、今回の回は、高畑充希のセリフもいいですよね。

「ケーキが好きだからって全部食べるわけないじゃないですかぁ、好きな男は好きだけど嫌いな男は嫌いです~」

「男の人って自分より頭良い女見ると、“女は怖い”って言うんですよねぇ」

先週の公園で「気持ち悪い」と言われて彼女のことをぶん殴った男や、ゴーマン事業部長の土田数雄(吹越満)は、こう言われちゃグウの音も出ません。

ショパンのピアノソナタ

で、おそらく、今回の第6話のもっとも良かったシーンは、二階堂ふみ、高畑充希、松岡茉優の3人が買い出しに出かけるシーンでしょうね。

この3人が、買い出し後に、公園でコーヒー飲みながらショパンの《ピアノソナタ第21番変ロ長調D960》を聴くシーンは、なかなか良かったですね。

問題アリ、ワケありな女の子たち、3人の絆が芽生える瞬間。

ここの描写が、なかなかさり気ないんだけど、さり気ないだけに「伝わり度」も高く、なかなか秀逸な演出だと思いました。

あれほど、いがみ合っていた二階堂ふみと高畑充希。

高畑充希は二階堂ふみから「顔面ケーキ」されてるほどですからね。

それでも、両者に共通する根っこの部分は「緑」色の「セーラーマーズ」。

いつかこの二人は和解する、というか仲間になるとは思っていましたが、案外早くその時期が訪れましたね。

血色よくなる松岡茉優

あと、松岡茉優、放送回数を重ねるごとに、不健康そうな顔立ちから血色よくなっていくのが良い(笑)。

健康的かつパワフルなシェフに変貌しつつあります。

よくよく考えてみると、松岡茉優は、『あまちゃん』では「海はないけど夢はある、埼玉在住アイドル、GMTの元気印、入間しおりです! 今日も東武東上線に乗って元気い~っぱい」の地元アイドルだったし(GMT47)、映画『桐島、部活やめるってよ』では、東出昌大と付き合っていることにステータスを感じている、いやぁ~な性格で、橋本愛からビンタされる野崎沙奈の役もやっていたんですよね。

あと、『GTO』では 志条あゆな役か。

作品ごとに、まったく印象が違う。

というより、『問題のあるレストラン』で、彼女のポテンシャル全快!って感じなのかもしれませんね。

番組を見て、ショパンのピアノソナタ21番を聞きたくなった人は、ポリーニがおすすめ!

ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番&第3番、舟歌ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番&第3番、舟歌

記:2015/02/20

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