フレディ・レッドの2枚とバリー・ハリスの1枚
2019/07/04
今月末に『快楽ジャズ通信』で放送予定の「フレディ・レッド特集」。
現在、選曲作業中なんですが、以下の2枚を番組でかけるかどうか検討中なのであります。
『ストレート・アヘッド』と『ロンリーシティ』ね。
フレディ・レッドのアルバムって、ブルーノートとフーツラのレーベル以外の作品って、一応持ってはいるんだけれども、きちんとマジメに聴いたことってほとんどないからね。
これを機会に勉強、勉強。
「勉強、勉強」といえば、思い出すのが、以前、ジャズ喫茶「いーぐる」のマスター・後藤さんと雑誌(ジャズ批評)の特集で「女性ジャズピアニスト」に関しての対談をした際、話しの流れの中で、サクッと出てこなければならないはずのバリー・ハリスの『マグニフィセント』というアルバム名が出てこなかったのね。
もちろん、持っているし、昔はよく聴いていたんだけれども40過ぎの痴呆症とでもいうのかな、さっとアルバム名が出てこなかたt。
そしたら、後藤マスターが「雲ちゃん、勉強、勉強!」といって、レコード室に行きバリー・ハリスかけてくれたっけ。
『マグニフィセント』ね。
良いアルバムです。
絶対、これを弾いている時のバリー・ハリスの背中にはバド・パウエルの巨大な影が漂っていたに違いないと思わせる「パウエル切迫感」が満載のアルバムなんだけれども、そこかしこに、ハリスならではの優雅さというか落ち着きも見られるのが面白いですね。
フレディ・レッドとバリー・ハリス。
今回は、まったく脈絡もなく2人のジャズピアニストの話でした。
記:2009/09/01