暖房の修理代を値切ってみました。
2015/05/31
おかげさまで、故障していた床暖房も、風呂の湯沸しも直りまして、いまでは、体の芯からポクポクの生活を送っております。
といっても、私が家にいる時間って、そんなに無いんですが……。
私が家で原稿書いたり、音楽聴いたり、ベース弾いたり、息子と遊んだりする時間って、深夜か早朝なので、この時間帯って、一日の中でも寒い時間帯なんですね。
寒い時間帯を寒く過ごさずにすむという幸福をいま噛みしめておりますですよ。
というか、結婚したての頃に、築ウン十年の北向きの安アパートでの滅茶苦茶寒くて侘びしかった生活に比べれば、床暖のない寒さなんてヘでもありませんけどね…。
でも、問題は業者です。
たるんでます。
いい加減です。
約束の時間を間違える。
修理しても動作確認をせずに帰る。→結局、直っていなかった。
直ってないので再度点検を依頼したら、なんと配線を間違えていた。
床暖はガスを使っているので、素人考えですが、ガスが爆発したらどうするってのよ?
イイカゲンだなぁ。
まぁ、直ったから結果オーライではありますが、問題は、このイイカゲンな業者に、いちいち立ち会った女房です。
仕事の調整をして、いったん家に帰ったり、会社を半日休んだりと、いちいち、業者のバカっぷりに付き合わされたので、たまったもんではありません。
一度で済むはずのことなのに、3度会社を休んだり、アポを断ったりしているんですから。
これじゃ溜飲が下がらないので、値引き交渉しました。
だって、10数万もかかっているのですからね。
もちろん、その内訳のほとんどは交換した部品代なので、部品代に関しては、こちらで持ちますが、いい加減なオペレーション費、つまり人件費は払いたくないよねぇ。だってイイ加減な仕事っぷりなんだからさ。
結局、責任者と交渉して、2~3割に相当する額の割引に成功。
向こうは、これじゃあ足が出るから、そんなに値引きは出来ませんと泣きついてきました。
しかし、御社の赤字の額は「授業料だと思ってください」と交渉しました。
エラそうな言い方ですが、今回の一件で、あなたたちは、
・時間の確認をしっかりしなければならない
・修理した後も、動作確認をしっかりしなければならない
・配線を間違えるなどのケアレスミスを犯さないよう、チェック確認体制を強化する
という、教訓を学んだわけでしょ?
この件を機に、会社のシステムをより一層強化することが出来るわけだ。
そうすれば、今後は同じミスを防げる。
ミスが防げれば、私なんかよりも、もっと怖いオジサンから「損害賠償だ!!!」というクレームを事前に防げる。
この“気付き”と“ノウハウ”を数万円で買えれば安いものだと思いませんか?
もっと気の荒い理不尽な人から「料金は一切払わない」とか「賠償金払え」って言われたときの損害額に比べれば、微々たるもんじゃないですか?
というような調子で、相手をなだめるように、悟すように交渉したら、折れてくれました。
かくして、高い高い請求額が、ちょっとだけ安くなったので、ちょっとだけトクした気分になりました。
といっても、女房がロスをしてしまった時間で換算するとトントンではあるのですが。
うちのマンションって、暖房器具が壊れたときに依頼する業者って決まっているんですよ。
なにかあったときの修理連絡先が暖房器具にシールで貼ってある。
だから、ある意味、一社独占なわけですよね。
うちのマンションは50以上の世帯が入居しているわけだし、近隣にも同じライオンズマンションが4~5棟あるわけですよ。
つまり、彼らは、我々が住んでいる周辺のライオンズマンションの修理や点検を一手に引き受けているわけで、ある意味、左団扇なわけですよ。
放っておいても修理点検の依頼が自動的にくる。
だから、気持ちの弛みが出てくるのかもしれません。
数万円の損で、軽いお灸を据えるのも、彼らにとっては良いクスリには違いありません。
もちろん、この件はマンションの理事会に報告し、同じようなことがほかの家庭でも起こっていたら、業者変えも検討する必要があると思います。
だって、扱ってるのってガスですからね。
ま、よっぽどのことがなければ安全なんでしょうが、やっぱり私はガスが怖い。
我々素人が手を出せないし、よく分からない領域だし。
バスガス爆発じゃないけど、ドッカーン!だけはゴメンこうむりたいな、であります。
皆さんも、ガス工事の業者選びは慎重になったほうが良いですよ。
記:2005/12/09(from「趣味?ジャズと子育てです」)