一ノ関の「ベイシー」で思い出すアルバムといえば……
昨日、日帰りで東北に行ってきました。
帰りに一ノ関(一関)に寄りました。
一ノ関(一関)といえば、厳美渓(上の画像)や、猊鼻渓、そして幽玄洞、石と賢治のミュージアムなどの観光スポットが有名ですが(厳美渓の「郭公だんご」、一度はトライしてみよう!)、私にとってはなんといってもジャズ喫茶「ベイシー」です。
なにせ、駅からタクシーに乗って一言「ベイシー」といえば、無言でタクシーの運転手さん、店の前まで連れて行ってくれますからね。
もちろん、慣れれば歩いてもいけますが、最初に訪問するときは、タクシーのほうが無難だと思います。
1000円かからない2メーターくらいの距離ですね。
というわけで、今回は徒歩で「ベイシー」に足を運んでみたのですが、残念なことに「ベイシー」休みだったんですね。
さいわい、店の入り口のところで菅原マスターと会うことが出来ました。
店の横に止めてある青い車のトランクにダンボールに入れた荷物を積んでいるところで、店に入ろうとする私と目が会うと「ぎょうわぁ、やっずぅみぃ~(今日は休み)」と東北特有のズーズー訛りで教えてくれ、ひぇ~せっかく来たのに残念、と退散してきたところです。
仕方ない、また今度行こう。
「ベイシー」といえば、私が真っ先に思い出すアルバムは、ケニー・バレルの『ナイト・アット・ザ・ヴァンガード』ですね。
一時期、行くたびにこのアルバムばかりがかかっていたので、私にとっては「ベイシー」=「バレル」なんですね。
帰りの新幹線の中で、ビールを飲みながら「ケニー・バレル聴きて~」とウズウズしていたことはいうまでもありません。
そういえば、ケニー・バレルの『ア・ナイト・アット・ザ・ヴァンガード』は、本日2011年9月16日より、ちょうど52年前の1959年9月16日と、翌日の17日のライブ演奏が収録されたアルバムです。
また、「ベイシー」については、8年前に訪れた時の模様をホームぺージのエッセイにも書いています。
ちなみに、「ベイシー」といえば、名著『「ベーシー」の客』が面白い!
記:2011/09/16