いいぞ!メッセンジャーズの《アヴィラ・アンド・テキーラ》
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの「カフェボヘミア」でのライヴは、個人的には大好きなアルバムで、vol.1、vol.2ともに愛聴しています。
エネルギッシュでありながらも、どこか微量に「哀愁」を感じさせる、ほんのりとした切なさと湿っぽさ(本当に微量ですが)が、たまらなくツボなんですよね。
私は、vol.1では《マイナーズ・ホリデイ》、vol.2だと《アヴィラ・アンド・テキーラ》がアルバムのハイライトだと思ってます。
とにかく、聴いてみましょう!
それと。
《アイ・ウェイテッド・フォー・ユー》も泣けます。
「ブレイキーのライブといえば『バードランド』しか聴いたことがないという方は、これを機会に!
『バードランド』とはまた違う、熱気の裏にひそむ寂しさ、翳りが見え隠れするところ、そして熱気あふれる演奏とのコントラストが、この『カフェボヘミア』の演奏から放たれる空気のたまらないところなんですね。
もし20歳未満の方がこれを読んでいた場合、『カフェボヘミア』独特の侘びさびが分かれば、あなたはもう「大人」(笑)。
記:2015/03/04
>>アット・ザ・カフェ・ボヘミア vol.1/アート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズ
>>アット・ザ・カフェ・ボヘミア vol.2/アート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズ