バナナゾックに塗ってみる~HGUCゾック塗装記
2021/02/03
デザートイエローの在庫処分?
ゾックを黄色に塗ってみます。
バナナゾックね。
素組みしながら、黄色いゾックって良くなくね?って思いついたので。
あと、アクリル塗料のデザートイエローがなぜか何瓶か余っていたので、デザートイエローをベースカラーにしてもいいかなと思ったわけです。
なぜかデザートイエロー、だぶって買ってしまっていたんですよね。
模型店行くたびにちょびちょび塗料を買っていたんですが、なぜかデザートイエローが増えていたという。
デザートイエローで塗装する機会を意識的に作っていかないと!
そんなわけでバナナゾック。
まずは、サーフェイサーでプラ面を塗りつぶす作業から入るのですが、その前にモノアイの裏側をシルバーでちょちょいと塗装。
あとは、パーツをバラして塗装準備。
さて、これからサフを吹いて、プラスチックの面を塗り潰していきます。
色々サフ吹き
バラしたゾックの各パーツにサーフェイサーを吹き、プラスチック面を潰しました。
最初に奥まったところに黒サフを吹きました。
30分後、黒が届いてないプラ面をめがけてマホガニーのサーフェイサーを吹きました。
その際、関節やツメの角度を曲げて、まんべんなくプラ面にサフが付着するようにします。
また、数十分ほど後、サフが乾きかけたところを見計らって、今度はガンメタルを吹きました。
再び関節の角度を変えて、まだプラスチックの表面にサフが乗っていないところを目がけて吹きました。
1時間ほど乾かした後、関節を動かしてみると、まだサフや塗料の粒子が付着していないところがあります。
今度は、その箇所と周辺をめがけてオキサイドレッドのサーフェイサーをプシューっと軽く吹きました。
これでなんとかプラスチックの表面が見えないようになってくれました。
ちなみに、サフなどスプレーを吹く際には、猫の手と猫の手ステーションは必需品っすね。
参考記事:プラモ塗装「ネコの手持ち手棒」と「ネコの手ステーション」が便利!
さて、まんべんなく塗布が完了したパーツをいったん組んでみます。
工場の中で出来立てのゾックが塗装待ち状態みたいな感じになりました。
左足の向きがなんだかヘンですが……。
ハルレッドで下塗り
ゾックの各パーツをタミヤアクリル塗料のハルレッドで筆塗りしました。
AFVモデラーお馴染みの秘伝のタレ、ハルレッド。
クレオスのマホガニーもいいけれど、タミヤのハルレッドも何に塗ってもそれっぽい雰囲気になりますな。
内部フレームをNATOブラックで塗装
顔面の内部フレームをアクリル塗料のNATOブラックで筆塗りしました。
水で薄めて、幅の広い平筆でバスッ!と一筆塗りをしたのですが(その際、モノアイのクリアパーツは外した状態で)、もう少し薄めて下地に塗ったハルレッドがチラチラ見えるようにすれば良かったかな。
ダークグレイを筆塗り
タミヤのアクリル塗料・ダークグレイを面積広めの平筆で、勢いよく塗りました。
水で溶いてい薄めているので、ハルレッドの下地がいたるところに露出していますが、それがまたイイ感じなのです。
デザートイエローを筆塗り
今度は、アクリル塗料のデザートイエローを水で薄めて、平筆で一気に塗りました。
スピードが命!なんていいながら、すばやく筆を動かしたので、薄めた塗料がビシャッ!ビシャッ!と周囲に飛び散り、大変なことに。
ゆっくり走ろう神奈川県じゃないですが、薄めた塗料の筆運びは慎重になったほうが良さそうですね。
基本塗装完了
デザートイエローの本体の上に、水で薄めたフラットイエローを塗っては乾かし、塗っては乾かしを繰り返し、少しずつ黄色っぽいカラーに近づけていきました。
結局、最初からカーキで塗れば良かったのに!ってな色合いになりましたが、あと数回薄めた黄色を塗り重ねて、もう少しバナナなゾックにしていきます。
また、アイアンネイルとメガ粒子砲(アポロチョコのイチゴの部分)は、薄めたハルレッドで塗っています。
フィルタリング
ゾックのボディ全体に、Mr.ウェザリングマスターのステインブラウン、フィルタ・リキッド レイヤーバイオレット、ラストオレンジでフィルタリングをかけました。
全体にまんべんなくステインブラウンを塗り、窪みに茶色が残るように拭き取りました。
面においては、陰になるところ、窪んだところはバイオレットを中心に、パーツの隅にはラストオレンジを中心に塗っていきました。
さらに、窪んだ箇所の陰を深めるために、リキッドブルーグレーをスミ入れして黒味を深めました。
メガ粒子砲をイチゴミルクっぽく塗装
ちなみに、ゾックに9門も装備されているメガ粒子砲ですが、最初はハルレッドでちょっと錆びたニュアンスを出していたのですが、やはりアポロチョコのイメージが強いため、ホワイト+ハルレッド+赤(微量)を混ぜた色を上から筆塗りしています。
やっぱり、ゾックのメガ粒子砲はピンクが似合いますね。
ブルーシャドウ
Mr.ウェザリングカラーのブルーを試してみたくなり、メガ粒子砲の周辺やボディのくびれを中心に陰を入れるてみました。
一見、なんの変哲もなさそうな地味な青なのですが、実際に塗るとキツめのコントラストが生まれます。
下地の色は選びそうですが、うまく使えば、かなり表現の幅が広がりそうです。
少量の塗りでもかなりイメージが変わるので、使用する際は一気に塗らずに、面相筆の先っちょでチョンチョンと塗っていくほうが良いかもしれません。
完成、バナナゾック!
なにせバナナ色のゾックなので、もう少し黄色っぽくしたい。
現段階の「デザート感」に「黄色感」をもう少し加味するために、Mr.ウェザリングカラーのフィルタ・リキッド・イエローでフィルタリングをかけました。
100均で買った幅の広い平筆にたっぷりと黄色を含ませ、一気に塗り塗り。
乾く前にティッシュで拭き取り完成!
だいぶ黄色感が強調されました。
メロンパン色のゾックも良いですが、黄色っぽい予想以上にゾックも良い感じ。
というより、緑のボディが太陽の紫外線が当たりまくって青の要素が飛んでしまい、退色して結果的に黄色っぽくなった感じ?
それにしてもゾックはデカい。
存在感あるなぁ。
ドッシリでかいジ・オと並べても負けません。
というより勝ってるかも?
なかなか楽しいガンプラでした。
今度は赤いゾックを作ってみるもの良いかもしれない、ともはや次のことを考えていたりします。
記:2018/08/19