バルキー星人が持っていたリング
2016/10/16
ちょっと前ですが、『ウルトラマンタロウ』の最終回のビデオを息子と一緒に鑑賞しました。
タロウの最終回に登場する怪獣は、サメクジラ。そして、このサメクジラを操る悪者宇宙人はバルキー星人。
バルキー星人は、元はといえば次の番組の『ウルトラマンレオ』の候補デザイン案だったのですね。
だから、色を赤とシルバーに着色すれば、それなりに精悍なウルトラマンに見えなくもありません。
息子はバルキー星人の造形をいたく気に入っていたようで、ビデオを見ながら、「この宇宙人カッコイイね。たしかにレオに似ているよ」と申しておりました。
先日帰宅すると、息子の机の上にはダンボールと画用紙を駆使して作られた大きなリングがおいてありました。
どこかで見たような形ですが、思い出せません。
「バルキー星人がいつも片手に持っていたリングだよ。」
息子は、バルキー星人が常に片手で持っていたリングが印象深かったみたいで、自分で工作してみたようです。
なるほどねぇ、言われてみれば確かにバルキー星人は片手になにか輪のようなものを持っていたなぁ。
でも、言われるまで気が付かなかった。
わざわざ工作してこれを作るぐらいなのだから相当気になっていたんでしょうね。
気になったら、まずは作る。
良い姿勢です。
私も幼稚園、小学校低学年のときは、粘土、ダンボール、空き箱、画用紙などで、気になるカタチを再現しようとしたものです。
だいたい飛行機やロボットが多かったですけどね。
それがいつしか、中学にはいると電子キーボードやシンセサイザーでの音作り、今では思ったことを文字で書くことに熱中しております。
カタチ、音、文字。カタチ違えど、グットきたものを何か自分なりに再現したいという欲求はいつまでたっても変わりません。
記:2006/06/30(from「趣味?ジャズと子育てです」)