私にとってベースという楽器は
メロディ楽器。
だと思っている。
低音楽器以上に。
太く甘く低いトーンの描く旋律は、しなやかな主張を持つ。
そして、発する低音の力強さと存在感は、アンサンブルを先導し、根底から支える「鼓動」にもなり得る。
それが私にとってのベース。
ベースを弾くときは、指板の位置や、指を置く位置関係であまりフレーズを考えない。
ピアノ弾きの発想と言われたことがあるが、やはり、どちらかというとピアノの鍵盤で考えた旋律を無意識に4本の弦に置換しているのかもしれない。
記:2000/11/23
-
ベース