フォームと力加減について
2018/01/14
押弦、ピッキング、フォーム……。
最初は、力任せでなければ出来なかったことが、ある日、ふと力を抜いたら出来るようになっていることもある。
それは、上達の証と考えても良いかもしれない。
なにがなんでも、すべてにおいて力を抜かなければならないというわけでもないが、力の入れる必要の無いことに力む必要もあるまい。
力の入れ加減、抜き加減はベースに限ったことではないが、様々なことにおいて大切なことだ。
しかし、この「案配」は最初から分かるものでもない。
最初は全力。そして徐々に力の抜き方を覚えてゆく。
この方法が一番良いのかもしれない。
そして、これはベースだけではなく、何事にも当て嵌まることで、仕事においても、慣れない初めての仕事にトライする場合は、とにかく最初の1年ぐらいは無我夢中での大量行動をしまくるぐらいの意気込みで臨み、1年が経って同じ季節がめぐってきた頃から、1年前の自分の行動を思い出しながら、省力化できるところは省力化し、力をいれるべきポイントにはより神経を注力すると良い。
つまり、ベースを通して力加減を覚えてくると、仕事など、ほかのモノゴトにも応用することが出来るのだ。
記:2002/01/06(from ベース馬鹿見参!「ザ・ベース道」)