ブログ、何を書けば良いのかわからない人へ

   

書けない理由

ブログを立ち上げたは良いけれども、何を書いていいのかわからないという人がいます。

おそらくですけど、ブログの記事を書こうとしてもなかなか書けないという人は、ブログに「立派なことを書こう!」「面白いことを書こう!」と意気込み過ぎなのではないでしょうか?

立派なことを書こうとするからこそ、指が止まってしまうのではないでしょうか?

まずは、自分が好きなこと(趣味とか好きな音楽、映画など)から書き始めるといいと思います。

文章の巧拙は気にする必要なし

その際、文章のうまい下手は気にする必要ないんじゃないかと。

ブログをはじめたての頃って、そんなにお客さん来ないですから。
たくさんの人に見られると思って緊張する必要はないです。

だから、毎日継続して、少しずつ記事をアップしていくうちに、だんだん「上手な文章」、というよりは、「自分っぽい文章」が書けるようになってきます。

自分っぽい文章になってきたあたりで、少しずつブログの来訪者が増えてきます。

このお客さんがあまり来ない初期の期間をうまく利用して、まずはクオリティなど気にせずに書いて書いて書きまくれば、多くの人に見られる頃には、オリジナリティある内容が書けるようになっているんじゃないかと思います。

まずは100記事

では、まずはどれぐらいの記事を書けば軌道に乗ってくるのか。

目安は、まずは100記事かな?

2桁から3桁にアップすれば、気分的にもだいぶ「自分は書けるんだ!」という自信みたいなものがついてくると思います。

で、300記事も書けば、だいぶオリジナルな文体になってくると思います。

んで、1000記事も書けば、(人によっては)執筆依頼がくることもあります。

ですので、自由気ままに、あまり誤字脱字や、文章のダイナミクスや構成を神経質に考えすぎず、自由きままに書けばいいのではないでしょうか?

「気軽に続ける」が一番

で、書くことがなければ無理して長く書く必要もないと思います。

途中でストップして、後で書き足せばいいだけの話なのですから。

とにかくブログは続けてこそ意味があります。

続けるためには、毎日重たい気持ちを引きずっていたら、書けるものも書けなくなります。

とにかくライトな感覚でお気軽に!

無理して背伸びをする必要はまったくないと思います。

手持ちの資源を有効に

そう、背伸びなんてする必要ないんです。

新しい知識や考えなども、ネットサーフィンなどをして無理に仕入れる必要はないと思います。

同じような内容になってしまうし、同じような内容は、他の記事と差別化が図れず埋没してしまいます。

書いているうちに、本当に調べておいたほうが良いこととか、勉強しなければならないことが自然な欲求として出てきますので、そういう自らの好奇心が発生したものに関しては改めて勉強すれば良いのです。

ですので、とりあえず、今現在、自分自身の脳の中にある「資源」をアウトプットすれば良いと思います。

手持ちの資源といえば、そういえば大昔に読んだ村上龍の対談集で、『エヴァンゲリヲン』の庵野秀明監督が、こんなこと言ってましたよ。

村上「大切なのは、手持ちの情報や素材の範疇で、自己嫌悪に陥らないよう完成度を高めていく作業ですよ。庵野さんは今度の映画でも、『エヴァンゲリオン』でも、それに誠実に取り組んでいると思う。でも厳密にといっても、一方では妥協しないと、小説も書けないし、映画も撮れない。ベストはありえないけれど、できるだけベターなものを組み合わせて作っていくしかないんです。だから、僕は小説を書いていても、クリエイティブな仕事という感じはあまりしない。」

庵野「映画も基本的に妥協の産物ですよ。特に映画は、いちばんこだわっているように見えて、実はいちばん妥協していると思います。」

『村上龍対談集 存在の耐えがたきサルサ』より

ベストではないけれども、手持ちの資源で最大を目指すこと。

これは、小説、映画のみならず、ブログにもいえることでしょうね。

まずは守備範囲からアウトプット

たぶん、戦国武将が好きな人だったら、それだけで50記事以上は書けると思いますし、ポケモンやドラクエなどが好きな人は、100記事も200記事も書けちゃうんじゃないでしょうか。

あるいは料理好きな人だったら、レシピだけでも100記事以上はいくでしょうし、食べ歩きが好きな人だったら、日々の記録をつけるだけで、気が付くと何百記事にも達しているということもあるかもしれません。

特にブログのために新しい知識を仕入れたり勉強したりせずとも。

私も、スタートの時は、手持ちの知識、つまり特撮とジャズに関しては、おそらく普通の人よりは少しだけ詳しいだろうな~ってところから出発していますから。

参考記事:そうだ、ジャズを書こう!

この「カフェモンマルトル」には、ジャズの記事が今のところ多いですが、最初は「ジャズのCDが家にはたくさんあるから、ジャズのことだったら100個くらい書けるかもしれないな~」くらいの気持ちから初めています。

そんなもんです。
いい加減です。

でもそれぐらいのスタンスのほうが、結局はブログ、長続きするんじゃないかと思います。
15年近く続いている私が言ってるんだから間違いありません(笑)。

記:2014/02/26

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