ブルー・スプリング/ケニー・ドーハム
タイトルは「スプリング」だけれども、秋に聴いても良い感じ。
さあ、これから秋だ。
これを手に入れて「秋本番」にそなえよう。
(・∀・)b
キャノンボール・アダレイとの共演なんだけれども、良い意味で正反対なトーンを持つこの2人は予想以上に良いコンビなのではないでしょうか。
切ないケニーがキャノンボールの脇で吹くと、キャノンボールの明るいトーンまで、憂いを帯びてくる。
そういうケニー効果って、たしかにある。
だから、様々なタイプの違うジャズマンと共演しても(セシル・テイラーとか、アンドリュー・ヒルとか)違和感ないく溶け込むんだろうね、ケニーは。溶け込むだけではなく、憂いのある色でアンサンブルに奥行きももたしてくれる。
まさに、その「ケニー効果」が、ドーハムファンとしては嬉しいのです。
▼収録曲
1.Blue Spring
2.It Might As Well Be Spring
3.Poetic Spring
4.Spring Is Here
5.Spring Cannon
6.Passion Spring
記:2016/09/05