スパニッシュなチックといえば《スペイン》だが、この曲も忘れずに!

ジャズにハマる以前にハマった

《スペイン》ほど、直球ストレート的に情熱的ではないかもしれないけど、チック・コリア特有のスパニッシュフレヴァーと、迫り来るような情熱。これを、いったん因数分解した上で、音によるストーリーテリングの起伏をより細やかにしたかのようなアレンジの《アイ・オブ・ザ・ビホルダー》。

エレクトリック・バンドの3枚目の目玉曲ですが、「おっ、盛り上がるかな?」と思わせておいて、いったん引いたり、また押し返したりと、なかなか最後まで耳が離せないのです。

個人的には、このアルバム、まだジャズに溺れる前に、大昔のタワーレコードの輸入レコードのコーナーで予備知識なしで(チック・コリアがどんな人かも知らないまま)、ジャケットに妙に惹かれて購入して思い出があります。

エレクトリック・バンドとクレジットされているわりには、アコースティックピアノの音色が大理石のような深みと光沢があって美しい、

そう感じたのが第一印象。

その随分後になってから、チック・コリアという人のことを知り、《スペイン》という曲を知りました。

もちろん《スペイン》も大好きなナンバーですが、スパニッシュなチックといえば、私にとっては、まずは《アイ・オブ・ザ・ビホルダー》なのです。

記:2015/05/29

>>アイ・オブ・ザ・ビホルダー/チック・コリア

ジャズ

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