銀座「ダンヒル」で行われた青木カレンのミニライブに行ってきました。
2017/05/22
昨日、銀座の「ダンヒル」2Fで行われた、ジャズ・ヴォーカリスト、青木カレンさんのライブに行ってきました。
青木カレンさんのヴォーカルを聴くのは初めてだったのですが、細い身体から発せられる意外にも太くも迫力のある声量にはちょっと驚きでした。
バックは、ウッドベース、キーボード(ピアノの音色)、トランペット(とフリューゲルホーン)、そしてドラム無しの3人編成。
《サマータイム》、《クレイジー・ヒー・コールズ・ミー》、《スイングしなければ意味がない》、《イッツ・オールライト・ウィズ・ミー》などのスタンダードを披露、いい感じのステージでした。
ジャケットから感じる印象とは随分違い、写真より、実際本人のほうが、ずっと素敵です。
そして、青木さんって、女優・モデルの小雪に似ているなぁというのが最初の感想(笑)。
いや、「小雪のお姉さん」といった感じの佇まい。
いや、本物のお姉さんは歌手の弥生さんがいるけれども、彼女はどちらかというと今井美紀似ですね。
これは、あくまで私の妄想上のヨタ話だけれども、もし私が映画監督だったら、1930年代の「上海摩登(モダン)」をテーマにしたい。
生き別れた主人公・小雪のお姉さんが、上海のジャズ倶楽部でシンガーとしてい歌っているの(笑)。
そのお姉さん役が青木カレン(笑)。
うーん、ピッタリ過ぎるキャスティングだぁ、なんて思いながらステージを楽しんでました。
それにしても、トランペットやピアノがアドリブをとっているときのうっとりしている青木カレンのウットリとして表情がよかったです。
ライブハウスではなく、ブランドもの洋品店で行うという趣旨も面白かったですが(バング・アンド・オルフセンの新作スピーカーの発表も兼ねてました)、なかなか楽しめました。
ただ、来場したお客様が、ダンヒルの会員ばかりだったこともあり、彼らは必ずしもジャズに精通しているというわけでもなさそうだったので、
歌が終わったり、トランペットやピアノのソロが終わっても拍手があんまりなかったのが残念。
私と、となりのおじいさんと二人で、大きな音でパチパチしていた感じではありました(笑)。
記:2008/05/30