素組み!HGガンダムFSD from 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 外伝 ククルス・ドアンの島

      2021/01/29

RX-78-01[FSD]

先行量産型ガンダム、正式名称RX-78-01[FSD]が発売され、作ろうかどうしようか迷っていたんですが、結局作ることにします。

で、先日ヨドバシカメラで買ってきました。

少し前に同じ『THE ORIGIN外伝』の北米戦仕様の局地型ガンダムを作ったので、「しばらくは黒いガンダムはいいかなぁ、もっと他に創り倒さねばならんガンプラが控えているしな~」と思っていたのですが、やっぱり作ります。

なぜ、やっぱり作ろうと思った大きな理由は、バームクーヘン。

パッケージに描かれているガンダムの胸を見ると、まるでバームクーヘンが埋め込まれているように見えませんか?(笑)

均等に模様のついた木の年輪のようにも見えますが、バームクーヘンも木の年輪のようなもの。

バームクーヘン好きな私としては、食べたい! いや、作りたい!という欲求が芽生えてきまして、これは作らんと!

なので、そんな単純な理由で作ることにしました。

今回もとりあえずは素組みでいこうと思います。

箱の中

ガンダムFSDの箱の中です。

ランナー、シール等がはいった袋が5つと取説(取り扱い説明書/設計図)。

局地型ガンダムや北米戦仕様の局地ガンダムからの流用ランナーが多そうです。

余剰パーツがたくさん出てくるかも?

about パーツ類

ガンダムFSDのランナーやシール、ポリキャップなどを並べてみました。

見慣れたランナーが多いですなぁ。
タグを見ると、やはり局地型ガンダムや北米戦仕様の流用ランナーが多いです。

でも、いいのだ。

この機体そのものが、局ガンをベースにしているわけですし、過去に作った局ガンや北米戦仕様のパーツが多ければ多いほど、作り慣れているので組み立てのスピードアップにもつなわるわけですから。

色の調合

ガンダムFSDを塗装して作る際の色の調合は、取説(取り扱い説明書/設計図)によると以下の通りです。

▼本体部ダークブラウン部
グレー:50%
ココアブラウン:30%
ブラック:10%
グリーン:10%

▼本体等ブラック部
ブラック:40%
ココアブラウン:30%
グレー:20%
グリーン:10%

▼本体部ライトグレー部
明灰白色:70%
ホワイト:30%
ブラック:少量

▼本体等オレンジ部
クリームイエロー:40%
オレンジ:30%
ホワイト:30%

▼本体等グレー部
グレー:100%
ココアブラウン:少量

▼武器などダークブルー部
ネイビーブルー:100%

▼センサーレッド部
シャインレッド:100%

ほぼ北米戦仕様の局地型ガンダムと同じ配色ですが、濃くなった腹部の色(=グレー)が、新たに加わっていますね(本体等グレー部)。

そのぶん、北米局ガンよりも、より一層黒っぽい印象が増しているのでしょう。

A1ランナー

ガンダムFSDのA1ランナー2枚です。

お馴染み局地型ガンダムからの流用ランナーですね。

B1ランナー

これも局ガンからの流用ランナー、B1ランナーです。

局ガン用の盾がありますが、今回のFSDには大きい盾があるので不要かな?と思いきや、設計図を見ると背中に背負うようになっていますね。

Cランナー

ガンダムFSDのC1、C2ランナーです。

両方とも局地型ガンダムの流用ランナーです。

C1は足先のパーツで、胸の部分は余剰パーツになりそうですね。
いっぽうC2はガンダムの顔のパーツですね。

目のシールを貼る際、床にポロっと落として無くさないように気を付けないと。

Dランナー

こちらも局ガンランナーの流用ランナー、D1、D2ランナーです。

Eランナー

バームクーヘンおっぱいに、デカい盾。
これぞFSD!

EランナーはガンダムFSDのオリジナルランナーです。

盾の十字マーク、黄色だと思っていたらオレンジだったんですな。

Fランナー

Fランナーはガトリング砲の弾帯です。

弾帯、いいですねぇ。
弾帯、リアルで好きです。

以前作ったシャア専用旧ザクも弾倉がついていましたが、うん、カッコ良かったです。

シャア専用なのに、なぜかホワイトです(苦笑)。

G2ランナー

ヴァッフもブグも、それに局地型ガンダムも持っている、おなじみジオンも連邦のMSも使っている100mmマシンガンのランナー、G2ランナーです。

これを右手に持たせ、さらに右手首にガトリング砲もマウントさせたら、右手はサイボーグ004顔負けのえらいこっちゃな火力になりそうですね。

Hランナー

北米戦仕様の局ガンからの流用ランナー、Hランナーです。

バックパックにキャノン砲。

完成見本写真にはキャノン砲を装備していませんが、取説を見ると、キャノン砲も武装可能なようです。

背中からはキャノン砲、腕にはガトリング砲、手にはマシンガンと、なかなか重武装なMSですね。

クリアパーツとポリキャップ

ビームサーベル用のクリアパーツと、ポリキャップです。

ポリキャップに関しては、ガンプラを作っている人からみれば、何の変哲もないフツーな「いつものやつ」、しかし「無いと困る」部品ですね。

夜中にガンプラを作っていると、時々ポリキャップを切り離しているときに、ニッパーで切り離した瞬間、ポロリと床に転がり、どこに転がっていったのか探すのに手間取ったことが過去に数回あります。

そうならないためにも、最近は裏返したキットの箱の上で、ポリキャップをニッパーで切り離すようにしています。

シール

シール2種です。

マーキングや注意書きのシールは、貼ればカッコいいんですが、貼るのがとても大変(涙)。

先日作った北米戦使用の局地型ガンダムのように、頑張って張ろうかなぁ、それともそのままにしようかなぁと悩み中です。

もちろん、下のほうのシール、つまり目とオデコと後頭部のセンサーのシールは貼るつもりではいますが(これもまた細かいので、ガンダムを作るときは、いつも顔にシールを貼る作業は緊張します)。

取説(取り扱い説明書/設計図)

取説(取り扱い説明書/設計図)です。

4色面。

1色面。

カラーページ、最後のほうを見ると、改めて武器(武装)の多いMSだということを痛感します。

頭部の組み立て

頭部を組み立てました。

ピンボケ横顔。

ピンボケ後頭部。

う~む、なぜか極々初期の仮面ライダー1号を思い出してしまいました。

胸部の組み立て

ガンダムFSDの胸部を組み立てました。

「胸のバームクーヘン」も、ばっちり再現されています!

そして、胸からみぞおちにかけてのハッチの形状が、従来の局地型ガンダムとは大きく異なるところで、ほとんどアムロが乗っていたガンダムと同じカタチに進化しています。

頭部とドッキング。

胸の黄色い部分と、ハッチの形状が変わるだけで、以前の局地型ガンダムとはずいぶんと違う印象のガンダムになっています。

腹の部分も、今までは横線が数本はいったパーツだったのが、今回からはアムロガンダムっぽくなっていますね。

バックパックの組み立て

バックパックを組み立てました。

これは、今までの局ガンと同じデザインとパーツ構成ですね。

それにしても噴射口が多いなぁ。
燃料はどこに蓄えているんだろう?

本体の背中に装着させたら、こんな感じになりました。

なんだか近代装備をした歩兵の後姿にも見えますね。

腰部の組み立て

ガンダムFSDの腰部を組み立てました。

中央のVの字の黄色はシールでの再現となっています。

後ろからみると、こんな感じ。

上半身とドッキング!

う~む、なかなかカッコいいではないですか!

脚部の組み立て

脚部を一気に組み立ててしまいました。

腰部のユニットとドッキング!

う~む、カッチョええ!

抜群のプロポーションですね!

腕部の組み立て

FSDの腕部を一気にグワワッ!と組み立ててしまいました。

組み立てパーツと組み立て手順は局ガンと一緒。
なので、一気にグワワッ!と組み立ててしまえたのです。

あと、もう2~3個、この系統のMSを作れば、おそらく取説(設計図)なしでも組めてしまうと思います。

で、本体に接続。

北米戦仕様のときにも思ったのですが、マニピュレーターの白がちょっと浮いているというか。
指の部分、あるいは手の甲にあたる部分の色は、もう少し薄いグレーとかのほうが良いように感じるのですが、気になるんだったら部分塗装せい!って感じですかね。

盾の組み立て

ガンダムFSDを特徴づける大きな要素・その1。

それは、やっぱり大きな盾でしょうね。

折りたたみ式の大きな盾、組み立てました。

やっぱり、わりかしデカいです。

そして持ってもらいました。

やっぱり、わりかしデカいです。

盾とボディの比率と黒いボディから連想したのか、なぜか、サイコガンダムを思い出しました。

もっとも、サイコガンダムの盾は、もっとビッグサイズで厚みがあったような気がしましたが。

もうひとつの盾

キットに付属している、もうひとつのシールドを組み立てました。

裏側。

これは、局地型ガンダムや、局ガン北米戦仕様が標準装備しているシールドですね。

FSDもこれを装備することが出来るわけです。

大きい盾があるにもかかわらず、これを装備する理由は、おそらく自立出来るため、地面にグサッと指したら、防御線に使えるというメリットがあるからかもしれません。

接続用のパーツを使うと、バックパックに装備することが出来ます。

そのかわり、この接続パーツを使うと、ビームサーベルを収納するラックがひとつ犠牲になってしまいますが。

もっとも、ビームサーベルは、この盾の裏にも装備することが出来ますから、特に問題はないのかもしれませんが。

100mmマシンガンの組み立て

オリジン初期のMSには欠かせないアイテム、100mmマシンガンを組み立てました。

持たせました。

いい感じです。

キャノン砲の組み立て

キャノン砲を組み立てました。

ビームサーベルのラックを取り外して、バックパックに装着!

う~ん、重武装!

歩兵みたいですな。

ガトリング砲の組み立て・装着

ガトリング砲を組み立てました。

右腕に装着!

弾帯とそれを収納する弾倉です。

これを腰のアーマーに装着。

弾帯をグルリと回して、腕のガトリング砲に装着。

1/144スケールのプラモだったら、指先で装着できます。
しかし、18mの大きさの「巨人」の腰と腕に、弾帯でつながったガトリング砲と弾倉を装備させるのって、結構大変そうな気がします。

たしかに見た感じは強そうだし、破壊力もありそうですが、整備兵泣かせのMSなのかもしれませんね。

完成!

ガンダムFSD、完成しました!

なかなか魅惑的な後姿です。

スタイルいいよね、うらやましいです。

発射速度の速いガトリング砲のこと、狙われたら0.5秒で屠られそうです。

どうせ局地型ガンダムの焼き直しでしょ?と言うなかれ。

デカイ盾、立派な胸部(バームクーヘン)、そしてガトリング砲。

たったこれだけの変化でも、ガラリと雰囲気が変わります。

以前作った北米戦仕様の局ガンと。

ロールアウト直後の機体と、最前線で何度も戦闘を繰り返し酷使された機体が並んでいるようにも見えます。
「新旧交代」感が漂ってます。

後姿はなぜかモノクロ。

正面は違った雰囲気でも、後ろはほぼ一緒。

また局地型ガンダムに新しいパーツを付け足しただけの焼き直しかよ~、なんて言わず、かつて局地型ガンダムを作ったことがある人でも、再び楽しめるだけのものがあるキットだと思います。

個人的には、十分楽しめました!

関連記事

>>HGガンダム FSDが発売されとるやんけ!
>>素組み!局地型ガンダム北米戦仕様(HG)from 機動戦士ガンダム THE ORIGIN

 - ガンプラ