MG 陸戦型ガンダム制作レポート
2021/12/19
MG陸戦型ガンダムを発見
おしいれの中から、MG(マスターグレード)の陸戦型ガンダムを発見!
数年前、息子にあげた陸戦型ガンダムのマスターグレードなんですが、
うーん、箱にホコリをたっぷりかぶっていたぞ。
ホコリを払って、とりあえず箱を撮影。
箱を開けると、あらら、息子が片足だけ作っていた。
片足だけ作って飽きちゃったみたいですね。
しばらく寝かせておいて、気分が乗ったらもう片足を作るか。
このまま放置しておくのも勿体ないですからね。
最後まで作ってしまいます。
ちなみに、組み立て説明書です。
腕のフレームの組み立て
MG陸戦型ガンダムの腕のフレームを作りました。
ネジでグイッ、グイッと両脇を締めるわけです。
久々のマスターグレード。
にしても、パーツの数多いなぁ~。
マニュピュレーターの制作
陸戦型ガンダムのマニュピュレーターを組み立てました。
他のMGと同様、人差し指と親指がよく動きます。
で、マホガニーのサーフェイサーを吹きました。
軽くシュッと吹いただけなので、下地がまだ透けてみえますね。
顔の組み立て
陸戦型ガンダムの顔を組み立てました。
こういう顔の人、いたようないなかったような。
なんか誰かに似ているんですよね。
ガンダム系のモビルスーツは、ここのところHGばかりを作っていたので、目の部分のシールの大きさに感動。
貼りやすい!
HGのガンダム目のシールって細かくて貼るのが大変なんですよ。
脚の組み立て・サーフェイサー吹き
陸戦型ガンダムの脚を一気に組み立てて、マホガニーのサーフェイサーを吹き付けました。
ずんぐり無骨で太い脚。
さすがに陸戦!
かっちょいい!
肩関節組み立て
陸戦型ガンダムの肩関節を組み立てました。
ネジでくいっ、くいっと。
(・∀・)b
腰パーツの組み立て
MG陸戦型ガンダムの腰を組み立てました。
赤と黄色が映えますな。
もろ原色、アニメチック。
当然ではありますが。
ま、下塗りで塗りつぶしちゃいますけどね。
(・∀・)b
胸部の組み立て、下地塗装
陸戦型ガンダムの胸部を組み立てました。
結構、プラの成型色が鮮やかなため、地味なイメージの陸ガンも、白、赤、青、黄を組み合わせると、けっこう派手に見えます。
素組みをする方は、せめて塗装はしないにしても、つや消しトップコートを吹いたほうが良いかもしれませんね。
ちなみに、マスターグレードの陸戦型ガンダムは、ハッチを開閉することができます。
オープンしたコクピットの中には、小さなシロー・アマダのフィギュアが。
でも、小さすぎるので、フィギュアとコクピットの中は塗装しませんです。
そして、胸部にマホガニーのサーフェイサーを吹き付けました。
サフが乾いたところで、ハッチの開け閉めをしていたら、ハッチの根っこの部分が、ポキッと破損してしまいました。
あらら。
仕方がない、接着剤でふさいでしまおう。
そして、ふさぎました。
中に座るシロー・アマダのフィギュアは永遠に外に出てこれなくなりました。
(*_*;
バックパックの組み立て
MGの陸ガンの背中に背負うバックパックを組み立てました。
折りたたんだ状態。
これに荷物のコンテナを背負させるわけであります。
伸ばすとこんな感じ。
この伸ばした状態にコンテナを挟むわけですね。
そして、マホガニーのサーフェイサーを吹き付けました。
開いたところ。
閉じたところ。
本体に取りつけるのが楽しみですな。
陸ガン途中組み
陸戦型ガンダム、製作途中段階のパーツを組んでみました。
現段階ではこんな感じ。
腕が貧弱で弱そうですが、外装を取り付ければ、すぐに逞しくなることでしょう。
腕の外装取り付け
陸戦型ガンダムの腕の外装を取り付けました。
二の腕の部分のみ、ゲート処理が必要っすね。
耐水ペーパー400番でゴシゴシしました。
その後600番。
600番でヤスれば、この後サフを吹いても目の粗さが目立たなくなりますからね。
180mmキャノンの組み立て
MG陸戦型ガンダムの180mmキャノンを組み立てました。
分割した状態。
合体させると、けっこうデカ長い。
完成したら手に持たせようか、それとも背中に収納しようか迷い中。
ビームライフルの組み立て
陸戦型ガンダムのビームライフルを組み立てました。
カンタンさくさく、ストレスなしのあっという間に組み立て完了!
そしてサフ吹き。
愛用しているマホガニーのサーフェイサーです。
乾いたら、ジャーマングレイを薄く重ねてみるつもりです。
マシンガンの組み立て
MG陸戦型ガンダムのマシンガンを組み立てました。
弾倉の部分の白いパーツが可愛いですね。
良いアクセントになっていると思います。
ブルーディスティニーの2号機も、銃は青く塗られているけれども、弾奏は、これと同じく白。
ま、消耗品ですから、いちいち塗ってられないんでしょうが、やはり青に白は良いアクセントになっていると思います。
陸ガンにはビームライフルよりも、マシンガンのほうが似合いますな。
そして、マホガニーのサーフェイサー吹き。
陸戦型ガンダムには、やっぱりビームライフルよりも、実弾入りのマシンガンのほうがよく似合いますね。
完成したら、マシンガンを持たせようと今のところ考えていますが、もしかしたら、もう片方にビームライフルを持たせて二丁流にするかもしれません。
シールドの組み立て
陸ガンの盾(シールド)を組み立てました。
局地型ガンダムを作った後にこの盾を作ると、ちょっとだけ複雑な作りになったのかなって思います。
局地型の盾は、一体成型って感じでしたからね。
ま、それはそれで、カッコいいことはカッコいいんだけど。
そして、マホガニー色のサフ吹き。
一回の吹きで、ほぼ全面、マンベンなく隅々までサフが行きわたってくれました。
なかなか優れものです。クレオスのマホガニーサーフェイサーは。
肩・外装の組立て
陸ガンの肩を組み立てました。
ヘリなどに吊るされるための取っ手のようなもの(?)、2種類選べるようになっています。
カクカクしたバージョンと、丸っこい棒のようなバージョン。
後者のほうがリアルだとは思ったのですが、今回はイカつい感じのカクカクしたバージョンを選択しました。
内部も真っ白で、腕を取り付けた時も、内側の白は結構目立ちそうなので、素組みの人も、この肩の外装の内側は焼鉄色やガンメタルなどの金属色で塗装しておいたほうが良いかもしれませんね。
ビームサーベルの組み立て
陸ガンのビームサーベルを組み立てました。
アムロが乗るガンダムとは違い、陸ガンの場合は、フクラハギの脇に収納するんですよね。
差し込んで、収納するまで慣れないと一苦労です。
腰アーマーの組み立て
陸戦型ガンダムの腰の脇のアーマーを組み立てました。
デッパリの部分の継ぎ目が気になるので、ペーパーをかけたほうが良いかもしれません。
背中のコンテナの組み立て
陸ガンの背中のバックパックに搭載する武器コンテナを製作しました。
パーツがランナーについた状態で、あらかじめマホガニーのサーフェイサーを吹いておいたものを組み立てています。
デカ箱♪
昔の冷蔵庫みたいなカタチ?
フタ(?)を開けるとこんな感じ。
ここに分解した180mmキャノンを搭載するわけです。
マニピュレーターの制作
陸ガンの残りのマニピュレーター(手)を組み立てました。
といっても、手の装甲(カバー)の部分を取り付けるだけですけどね。
こんな感じ。
手の平デカし。
握り手小さし。
180mmキャノンを収納
背中のコンテナに収納する武器トレーです。
これに、分解した180mmキャノンを収納するわけです。
で、コンテナに収納し、背負ってもらいます。
重そうです……。
コンテナを背中に取り付ける過程で、分解したパーツがガラガラとコンテナの中で音を立ててます。
あんまりキッチリと固定はできないんですわ。
チョコレートガンダム
取りあえずMG陸戦型ガンダムの全パーツの切り出しと、マホガニーのサーフェイサーの下塗りを終えました。
で、全パーツを組んでみると、こんな感じ。
チョコレートガンダムですな。
で、シールドとマシンガンを持たせたらこんな感じ。
やっぱりチョコレートで作ったガンダムみたいですね。
各パーツにグレーをスプレー
分解した各パーツにグレーのスプレーを吹きました。
最初はランダムにジャーマングレイを、そして、半乾きの間に、呉海軍工廠標準色を吹いてみました。
万遍なくではなく、けっこうランダムに。
じんわりとしたグレーっぷりがなんとも良い感じです。
グレーで本体組み立て
各パーツをグレーに塗装したあと、どんな感じになるのか、いったん組んでみました。
グレー陸ガン。
これはこれで大戦中のドイツの戦車みたいであり、現用アメリカ海軍(空軍)の戦闘機的な色にも見えるので、このまま完成の方向にもっていってもいいかな?とも思うのですが、もうちょっと考えてみます。
胸部ユニットパテ埋め
陸戦型ガンダムの胸部ユニットの前後分割パーツの隙間が気になったので、瞬間接着剤を流し込み、乾いたらパテ埋め、パテが乾いた後にペーパーがけをしました。
耐水ペーパーは、180番→400番→600番という順番です。
胸部黒サフ吹き
パテ埋めしてペーパーがけした陸戦型ガンダムの胸部に、軽く黒サフ(黒いサーフェイサー)を吹いてみました。
すると、パテと瞬着の盛り上がりが、全然平らになっていないことが判明。
乾いたらペーパーがけをしなおそう。
こういう表面チェックは、マホガニーやグレーのサーフェイサーよりも、粒子の細かい黒いサーフェイサーを一回サッと吹いたほうが分かりやすいですね。
陸ガン胴体再度ペーパーがけ
陸戦型ガンダムの胸部、再びペーパーがけ。
今度は平らになったかな?
ぬるま湯でプラ粉を取り除き、乾いたら、再度サーフェイサーを吹いてチェックしてみます。
胴体マホサフ吹き
胸部の合わせ目をパテ埋め、ペーパーがけをした後、マホガニーのサーフェイサーを吹きました。
ま、前回よりも平らになったかな?と。
これをベースに色を乗せていきます。
V字型アンテナをカット
結局ガンダムは、どこをどうイジろうが、めったなことでは格好悪くならないのだ。
だから、V字型アンテナをカットしたところで、そのカッコ良さは多分かわらないだろう!
だって、Ez-8だってV字型アンテナなくたってカッコいいし、ネオジオンに強奪される前のシナンジュ(シナンジュ・スタイン)も、ガンダムに似た機体だったんだけれども、V字アンテナなくても、十分カッコ良かったですからね。
MG 1/100 MSN-06S シナンジュ・スタイン Ver.Ka (機動戦士ガンダムUC
HGUC 1/144 RX-79[G]Ez-8 ガンダムEz8 (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)
ということで、陸ガンの頭部・V字型アンテナをカット!
カット前の顔を見納め。
Vアンテナちょっきん後の陸ガン顔面。
そして、カメラ(センサー?)の部分を艦底色で塗って完成!
はい、十分カッコいいですね。
これで、アンテナがパキン!と割れて破損する悪夢にうなされることもなくなりました。
(・∀・)b
なんとはなしに基本塗装を終了
陸ガンの基本塗装、なんとはなしに終了しました。
ボディの基本色は佐世保海軍工廠標準色。
赤は艦底色、青はミッドナイトブルー。
全部暗めの色ですな。
胸のエアダクト(?)の部分のみ、イエローそのままですが。
これをもとに、少しずつ色味を明るくしていく予定です。
V字型アンテナがないと、ヒーローっぽさは消える反面、兵器っぽさが少々増しますね。
でも、ちょっと重たすぎるな。
真っ白とまではいかないまでも、もう少しボディは明るいグレーにしようと思います。
180mmキャノンパテ埋め
180mmキャノン、特に弾倉の部分の隙間が気になったので、すき間をパテ埋め、乾燥後にペーパーがけをしました。
ついでに銃身のほうも、軽くパテ埋め、軽くヤスりました。
陸ガン明灰白色乗せ
陸戦型ガンダムのグレーの箇所に、ビショビショに薄めた明灰白色を平筆で乗せてみました。
筆返しなし。
一気にスス~っと塗ったので、下地が透けて見えます。
この透けっぷりが、これまたセクシーなんですわ。
(・∀・)b
軽くスミ入れ
陸戦型ガンダムの溝に軽くスミ入れをしました。
マホガニー、レッドブラウン、蛍光オレンジ、つや消しブラックを混ぜた色に、うすめ液でビショビシャに薄めて面相筆で流し込みました。
うすめ液は、ドボドボに塗料を薄めて塗ることが多いため、いつも特大サイズのうすめ液を使っています。
オデコの緑を青に変更
陸戦型ガンダムの顔なんですが、
目⇒緑
おでこ⇒緑
と、頭部のセンサー類がメタリックグリーン、メタリックグリーンしていて、ちょっとしつこく感じます。
なので、おでこの緑のシールを剥がして、インディブルーの塗料の裏についている薄い部分を筆ですくい、チョンチョンと乗せてみました。
光の加減でエメラルドグリーンになっているオデコのシールを剥がして、
青を筆のせ。
クリアパーツの上に
薄めた塗料をちょこっと乗せただけなので、
まだ透明性が保たれています。
で、組みなおしたら、こんな感じ。
緑、緑して少々うるさい感じが収まりました。
明灰白色をスプレー
2016年の12月以来しばらく放置していた陸戦型ガンダムに、薄めたマホガニーを流し込んだのですが、うーむ、やっぱりなんか違うな……、と。
放置している間にだいぶ好みが変わってきてしまったようです。
そこで、わが邪道・究極の奥義、「これまでのことはなかったことにする」というワザを使います。
これまでせっかく塗り重ねてきたボディに、容赦なくタミヤのエアモデルスプレー・明灰白色をプシューッ!と。
これで色味リセット、気分リセット、再出発。
Ez-8風に筆塗り
足先や胸部を、タミヤのアクリル塗料のミディアムブルーで筆塗りしました。
ハイ、Ez-8を意識しておりまする。
関節部などグレーの箇所はダークグレーを筆塗り。
なんだ、最初からこの色で塗っておけば良かったと思うほど、自己満足しております。
いままでのラッカー系塗料の塗り重ねは一体何だったんだと、多少気持ちが凹んでしまいますが、それと同時に、気分がリフレッシュし、これまで以上の満足感が得られる。
これぞ邪道(ジャドウ)究極の奥義「邪道・迷凹拳(めいおうけん)」の威力なのです。
ステインブラウンでフィルタリング
ボディ全体にMr.ウェザリングカラーのステインブラウンでフィルタリングをかけました。
陸ガンさん、悲しげに空を見上げているように見えます。
背中のコンテナは、もっと汚したほうが良さそうですね。
これじゃまるで廃品回収置き場に、昭和の冷蔵庫を運んでいる人みたいですからね。
後、足回りも陸戦なだけに、もっと茶色く汚したいなと思っています。
さらにステインブラウンでメリハリをつける
さらに、ステインブラウンで汚しを追加してみました。
今度は、背中のコンテナなどの平面の面積の広いところに対して、平筆でウェザリングカラーをなすりつけるような感じで。
ほんの少々メリハリが強くなった気はするのですが、まだインパクトはいまいちですな。
ただ、白や薄いグレー系で塗装された模型の汚しって、油断しているとあっという間に汚くなってしまうので、様子を見ながら、ちょびちょびと汚しを追加していきたいと思います。
完成!
タミヤのウェザリングマスターを全体に塗りつけて、陸戦型ガンダム、完成しました!
主に、オイルとサビを中心にランダムに塗りつけています。
ほか、ほんのアクセント程度に、タミヤ・アクリル塗料のフラットアルミとガンメタルをエッジを強調したいところにドライブラシもしました。
V字型アンテナを除去して、配色を変えるだけで、もはや別の機体のようです。
後姿。
やはり昭和の冷蔵庫を背負っているように見えますね。
あるいは、古いデスクトップ型のPC。
お顔が少々デカいのが玉に瑕。
いや、かえって陸ガンらしいのかな?
完成まで、紆余曲折を経た長い道のりではありましたが、なかなかいじり甲斐のある楽しいキットでした。
MGの中では、すでに古い部類に属しているのかもしれませんが、古いからといって作りにくいというわけではありません。
陸ガン好きは臆することなくチャレンジしてみよう!
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