Ⅳ号待ち伏せ砲ラング制作記/タミヤMM 1/35
車高低くてカッコ良い
タミヤの1/35ラングを作りました。
Ⅳ号戦車の車体を改造した「待ち伏せ砲」ですね。
駆逐戦車とか、突撃砲というと、なんか砲弾の中をくぐりぬけて、勇猛に突進していくようなイメージをどうしても思い描きがちですが、実際のところは、迫りくる敵を目立たないように待ち受けて砲弾を放つ戦車、というか自走砲なんですよね。
だから、ヘッツァーなど、この手の待ち伏せ砲は、ドイツの敗色が濃くなってきた後期にたくさん登場してくるわけです。
今回作ったラングは、用途が「待ち伏せ」なわけですから、やっぱり遠方から敵に見つからないよう車高が低いのが特徴です。
— Model Making (@modelnica) January 2, 2021
箱の中は、こんな感じ。
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ランナーを並べてみました。
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そして、完成。
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うーむ、シャコタン(・∀・)
車高が低く抑えられてカッコいい。
族車(暴走族の車)のシャコタンはカッコいいと思ったことはないんですけどね。
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今回は、ミドルストーンを塗ってからダークイエローを塗っています。
ただ、下地にブラックやミッドナイトブルーを塗っているので、これらの色がダークイエローに混ざって緑っぽくなってしまっている箇所もあります。
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アクセントとして赤褐色や艦底色なども少々。
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ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンを薄く溶いて全体に塗り付けています。
後ろから。
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色々と小道具が整然と並んでいるところが、ドイツ戦車らしいですね。
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後方は、油彩のバーントアンバー比率を強めにしています。
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ヤクトパンサーや、ヘッツァーとは一味違う魅力がありますな。
やっぱり、正面よりリアから見たほうがカッコいいかも。
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このアングルから観ると、青や赤など、アニメっぽい色で塗ってもサマになるんじゃないかと思ってしまいます。
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同時期に作っていたロシア戦車ギガンド(KV-II)と並べてみました。
極端に車高が高い車輌と低い車輌を並べてみるのも楽しいですね。
ついでに、イギリスのチャーチルとも並べてみました。
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一般車とスーパーカーが並んでいるようにも見えますね。
ついでにソビエト重戦車KV-Iとも。
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こうして並べてみると、国民性の違いというか、兵器に求めるものの違いが浮き彫りになって面白いですね。
最近はロシア戦車ばかり作って、少ない部品数のキットに慣れていたのですが、部品数が多く、組み立てに少々気を遣う(少なくともロシア戦車よりは)ドイツのⅣ号系戦車を作ったことで、良い気分転換になりました。
算数のドリルと漢字ドリルをやっているくらい作っている時の気分が違うんですよね、ドイツ戦車とロシア戦車とでは。
記:2021/01/13
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