ジェリー制作記/マシーネンクリーガー(S.F.3.D. Original) 1/20

   

魅惑の重アーマード・ファイティング・スーツ

マシーネンクリーガー(S.F.3.D. Original)のジェリーを作りました。

かつて、マシーネンクリーガーがS.F.3.D.オリジナルと呼ばれていた頃、当時高校生だった私は、発売直後にNITTO(日東科学)のキットを購入し、作ったことがあります。

ジェリー、好きなんですよ。

傭兵軍の2足歩行メカなんですが、分類的にはA.F.S.の延長線上にあるパワードスーツなんですよね。

重パワードスーツというカテゴリー(Heavy Armored Fighting Suit)。

2足歩行メカでは、敵軍のシュトラール軍のクレーテよりも個人的には好みです。

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クレーテも魅力溢れるメカなんですが、バランスの取れたフォルムのクレーテよりも、勢いあふれる攻撃的なシルエットのジェリーのほうが個人的にはツボなんですよね。

で、高校生の時に作ったジェリーは、友人の紹介で、彼が住む町の模型店のプラモコンテストに出品し、3等賞か佳作かなにかの賞をいただいた記憶があるのですが、そのコンテスト後、回収するのを忘れてしまい、気が付けば、その模型店は閉店してしまったようで。

うーむ、愛しのジェリー、今頃どこにいるんだろう?(処分された可能性高し)

で、今回はあれから数十年を経た現在、発作的にジェリーのことを思い出し、作ってみた次第なのであります。

ジェリーの箱。

かっこいい作例と、かっこいいパッケージデザインです。

箱の裏側もカッコいい。

箱の中です。

パーツ類を並べてみました。

で、一気に組み立て。

あっという間に完成です。

97式中戦車のデカールを貼ってみたりして、よーわからん部隊マーキングです。

あまり役に立ちそうな感じがしないゾウさんのようなマニピュレーターが個人的にはかなりツボです。

塗装はタミヤアクリルで、腹部(?)はニュートラルグレーで、基本はフラットレッドをベースにオレンジやイエローを足したり引いたりした赤を何度か薄く重ね塗りをしました。

汚しは油彩。
バーントアンバーやピーチブラックをメインに、他イエローやオレンジなども微量に使用しています。

なんか可愛いジェリーです。

コード類の取り付けが、ちょい面倒でした。

デカールは、日本戦車のほか、ブリュースターバッファロー太平洋戦線の余ったデカールも使用しています(敵同士じゃん)。

なんともいえぬ曲線が、見ていてまったく飽きません。

グリーン系の色で塗ろうとも思ったのですが、やっぱりジェリーにはピンクが似合うと勝手に思い込んでいる私は、ピンクに塗れて幸せでした。

また作ってみたいキットの一つです。

ただし、お値段少々高めなので、安い未組み立てのキットが出品されないかなぁ~と、時折ヤフオクをチェックしている私であった。

記:2021/09/29

こちらは、WAVEのスーパージェリー(こちらもそそる♪)

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