リッスン ジャズとロックと青春の日々/中山康樹

      2021/02/21

音楽評論家の故・中山康樹氏の自叙伝の『スイングジャーナル青春録』の<大阪篇>と<東京編>。

径書房から出ていた分厚い2冊を、スッキリと一冊の文庫サイズに再編集されのがこの本、『リッスン』です。

個人的には、文庫本よりも径書房の2冊の書籍のほうが好きです。

様々なエピソードを楽しめ、かつ読み応えがあるので、書籍のほうが断然オススメなんですが、生前の中山さんは、この文庫バージョンのほうもお気に入りのようでした。

以前、某イベントの打ち上げの飲み会で、この話題になった際、「スッキリと読みやすくなっているので、読んでみてよ。これはこれで、なかなかいい編集になってるんだよね。べつの本を読んでいる感覚で読めるよ」とおっしゃっていたので、「なるほど、そういうもんですか」と思い読んでみました。

なるほど、中山さんが仰っていたとおりです。

これから初めて読む人は、文庫版から入るのが良いかもしれません。

そして、文庫が面白いと思ったら、改めて2冊の書籍を味わいながら読むと良いんじゃないかと思います。

ちょうど、『ビリギャル』を最初は文庫版で読んでストーリーの骨子を理解し、さらに詳しい受験テクニックを知りたい人は書籍版を読むという流れが良いように(編集上手ければ商売になるということですね、いや、良い意味で)。

記:2016/01/07

 - ジャズ, 音楽本