気分はレッドショルダー?M8自走榴弾砲 タミヤ1/35制作記
自走榴弾砲、再び
再びタミヤのM8自走榴弾砲を作りました。
前回作ったときになかなか良い手応えだったので、今回は少しだけ違うアプローチを試してみようと思ったのです。
違うアプローチというか違う塗装というか。
つまりは、レッドショルダー。
ん?!
いや、単に緑色で塗るだけよりも、アクセントとして赤がどこかに塗装されているとカッコいいということが、先日スコープドッグのターボカスタムを作った際に改めて認識したからです。
現実世界においては、目立つ赤で戦車(この場合は自走砲ですが)を塗装すると、目立って仕方がないのでしょうが、でも、同じアメリカ陸軍のシャーマンなんかは、派手に顔のペインティングをしているものもあるので、ま、防盾くらい赤く塗っても良いだろうと思ったわけです。
遠くから砲撃する火力支援用の車両ですから、ちょっとくらいアクセントカラーで目立っても良いんじゃないか?
そう考えて、今回は制作してみました。
緑に映える赤
まずは箱。
— Model Making (@modelnica) June 30, 2021
箱の中。
— Model Making (@modelnica) June 30, 2021
パーツ類を並べてみました。
— Model Making (@modelnica) June 30, 2021
組み立て説明書。
日本語、英語の2種類があります。
組立て完了。
フィギュアは顔を塗装しやすいようにヘルメットはまだ接着していません。
— Model Making (@modelnica) July 2, 2021
いよいよ「塗り」に移行します。
まずはプラスチックの下地を塗料で覆い隠すことを主目的としたスプレー塗り。
黒、マホガニー、メタリックレッドという順番でスプレーしています。
— Model Making (@modelnica) July 4, 2021
この工程は、やっぱり筆やエアブラシでチマチマとやるよりは、スプレーで豪快にシュワッ!と吹き付けたほうが、早いし、プラへの塗料の乗りも良いし、準備も作業も後片付けも楽(蓋を開けて、吹いて、蓋を閉めるだけ)です。
そして、あとは緑を塗って、防盾の個所は赤に塗って一気に完成!
— Model Making (@modelnica) July 6, 2021
双眼鏡を持った隊長みたいな、なんだか偉そうな兵士のフィギュアは、基本塗装をした上にスミ入れをして、軽く油絵具の白でドライブラシをしただけです。
— Model Making (@modelnica) July 6, 2021
防盾の赤が映えてますな。
— Model Making (@modelnica) July 6, 2021
ちなみに車体の緑は、敵国の大日本帝国、海軍機の色です(笑)。
三菱系の暗緑色ですね。
— Model Making (@modelnica) July 6, 2021
こうベタな塗り分けをすると、なんだかアニメの戦車っぽいですね。
— Model Making (@modelnica) July 6, 2021
砲身の先っちょが目玉のように見えなくもない。
— Model Making (@modelnica) July 6, 2021
後部の装備品の塗り分けは、けっこうテキトーで時間をかけていません。
— Model Making (@modelnica) July 6, 2021
タミヤのスミ入れ塗料のダークブラウンやディープブラウンをキャップについている刷毛で軽く塗っただけ。
金属色を使っていないのに、色の対比効果で、ダークブラウンがなんとなく金属っぽく見える。
もちろん、上からドライブラシをしたからということもありますが。
— Model Making (@modelnica) July 6, 2021
ドライブラシは、油彩のアイボリーホワイトを刷毛でスッスッと軽くさすっただけ。
機銃も細かく塗り分けるのが面倒なので、流動性の高いエナメル系塗料、タミヤのスミ入れ塗料のブラックをキャップについている刷毛ですすっと塗って、乾いたら軽くドライブラシをかけただけです。
— Model Making (@modelnica) July 6, 2021
小さくコンパクトにまとまった愛らしい車両だと思います。
このスコット君(M8スコットという愛称で親しまれていた)は、第二次世界大戦だけではなく、第一次インドシナ戦争でも使用されていたので、けっこう使いかってが良かったんでしょうね。
お値段お安く、しかも組み立てやすいからすぐに完成するし、完成すればしたで、かわいらしい造形ということもあって、色々な角度から眺めても飽きないという、いいことずくめのキットだと思います。
記:2021/07/27