スコープドッグ・ターボカスタム制作記/Wave 1/24
カッコ良いデザインと箱のキット
久々に「ボトムズ」のATを作りました。
昔から1/35スケールばかりでしたが、今回は1/24スケール。
Wave(ウェーヴ)のスコープドッグ・ターボカスタムです。
— Model Making (@modelnica) November 28, 2020
通常のスコープドッグと異なるところは、足先がスリムになり、ローラーダッシュの際に加速させる仕組みになっています。
スピード感あるデザインにそそられて買ったはいいものの、おしいれの中に死蔵されていたので、そろそろ作らねばと思い立ちました。
キットの箱の側面。
— Model Making (@modelnica) November 28, 2020
なかなかそそります。
作るのが勿体ない気がしていたのは、箱のデザインがカッコいいからということもありました。
— Model Making (@modelnica) November 28, 2020
で、箱の中はこんな感じ。
— Model Making (@modelnica) November 28, 2020
うはっ、パーツがいっぱいボリューミー。
— Model Making (@modelnica) November 28, 2020
作るのを躊躇していたのは、このパーツ量の多さも理由としてはありました。
で、ランナーを並べてみました。
— Model Making (@modelnica) November 28, 2020
— Model Making (@modelnica) November 28, 2020
ま、少しずつ組み立てていけば、少しずつ完成に近づいていくだろうと腹をくくり(大袈裟)、組み立てはじめました。
組み立て
組立てながら気が付いたのですが、最近のガンプラに慣れた身体からすると、作っている感触が昔のガンプラっぽいということですね。
WAVEのキットを作るのは今回がはじめてなのですが、プラスチックの質といい、パーツ分割といい、なんとなくですがHGUCやMGが登場する以前のガンプラを組み立てているような懐かしい感触に陥りました。
また、パーティングラインやバリが少なくないところも、タカラのボトムズやダグラム、あるいはガンプラの旧キットを作っている感覚に近いのかな。
もちろん、プロポーションは申し分ないのですが、バンダイ以外の他社のアニメロボットを作っていると、いかにバンダイの技術がすさまじいのかが逆に分かるような気がします。
下塗り
で、少しずつ組み立てを進めていったわけですが、我慢できずに、時々スプレーを吹いて遊んでしまいました。
もちろん、合わせ目チェックなどの意図もあったわけですが、気まぐれに目についたスプレーを吹いていたら、こんなに狂った滅茶苦茶な状態になってしまいました。
— Model Making (@modelnica) December 6, 2020
サーフェイサーを吹いたり、ラベンダーを吹いたりと、遊んでいますね。
ま、この後の塗料のノリが良くなればそれでいいや的な考えです。
— Model Making (@modelnica) December 9, 2020
でも、改めて撮影したブツを見ると、「あなた、いったい何をしたいんですか?」的な狂った着色に見えますね。
— Model Making (@modelnica) December 9, 2020
その中にも、ジャーマングレーが混ざると、ちょっと落ち着いた感じにもなるかな、と。
— Model Making (@modelnica) December 9, 2020
ジャーマングレーに、明灰白色。
なんとなくストロングバックス的な落ち着きが出てきましたが、今回塗りたい色は、べつにストロングバックス的なカラーではなく、普通のグリーンがメインのスコープドッグカラーです。
いったい、何をやってんだ、自分?!って感じですよね。
— Model Making (@modelnica) December 9, 2020
ま、このモノトーンな色彩も悪くはないのですが。
完成
そんなこんなを繰り返しているうちに、完成しました。
なかなかカッコいいですね。
後姿は、こんな感じ。
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操縦席は、こんな感じ。
— Model Making (@modelnica) December 14, 2020
操縦席を塗った後に、パイロットのフィギュアを組み立て、塗装した後に座らせようとしたのですが、操縦桿のパーツが邪魔して座らせることが不可能だということが判明。
操縦桿のパーツをいったん外してからセットしなおすことも考えましたが、面倒なのでやめました。
もちろん、レンズのユニットは左右に移動しますし、回転します。
— Model Making (@modelnica) December 14, 2020
カラーは、緑の箇所が暗緑色(三菱系)、白い箇所には明灰白色をメインに使用しています。
もちろん、これらの色を基調に、黄色や白や青や茶色系の色を足したり引いたりしてこまめに吹き付けてはいますが、基本カラーは日本海軍機を代表する2色ですね。
— Model Making (@modelnica) December 14, 2020
肩の赤は、艦底色⇒赤褐色⇒赤⇒モンザレッドと、少しずつ明るい色を重ねていきました。
— Model Making (@modelnica) December 14, 2020
こまめに色調を変えてエアブラシをして、「ま、こんなもんだろ」と気持ちが落ち着いたら、あとは油絵具を使った簡単汚し。
今回はあまりウェザリングには凝らないあっさり仕上げをするつもりだったので、バーントシェンナやピーチブラックなどの油彩をMr.ウェザリングカラーのブラックやブラウンで溶いて、要所要所に塗っては拭き取りを繰り返した程度です。
最後の仕上げは、ホルベインのアイボリーホワイトを面積広めの平筆につけてドライブラシをしています。
— Model Making (@modelnica) December 14, 2020
いきなり白は露骨すぎたかもしれませんね。
— Model Making (@modelnica) December 14, 2020
ま、エッジが強調されて、より一層複雑な形状をしたスコープドッグのメカメカしさが出たとは思いますが。
メインカメラのレンズの色は、ブルーにすべきかグリーンにすべきか悩みましたが、結局のところクリアグリーンに落ち着きました。
でも、光や角度次第ではブルーにも見えますね。
なかなか完成まで時間を要したスコープドッグ・ターボカスタムでしたが、時間がかかっただけ完成したときの喜びもひとしお。
次は1/20スケールにもチャレンジしてみたいですね。
記:2020/12/16