MGグフ制作記~バンダイ1/100 マスターグレード
2024/09/16
油彩で基本塗装をしてみたものの……
MG(マスターグレード)のグフを作りました。
現在はver.2が出ていますが、今回作ったのは、古いほうのMGのグフです。旧バージョンですね。
その旧バージョンの箱です。
キットのパーツを並べてみました。
一気に組み立ててしまい、黒とマホガニーで下地塗装をしました。
いままでは、グフカスタムのほうばかりを作っていたのですが(MG、HGUCともに)、オーソドックスなオリジナルなグフもカッコいいですね。
ただ、ヒートロッド(右手から生えてきているムチのようなもの)は、下腕の内部に収納できるのかな?という物理的な問題点が作っていると浮彫りに。
で、このあと、油絵具の青や紺でペインティングをしていったのですが、これがもう大変。
よく伸びてくれるのは良いのですが、思ったような色合いになってくれないし、なかなか乾かない。
こりゃ失敗ね、ということで、油絵具が乾くのを待ち、ラッカー系かアクリル系で塗装をしなおそうと思ったのですが、これがまた、なかなか乾いてくれないのなんのって。
結局、他のプラモを作りながら2~3週間乾燥させ、いったんサーフェイサーを吹いてから、タミヤアクリルで塗装をしなおしました。
プロモデラーの金子辰也先生方式で、整えた下地の上にタミヤアクリルのハルレッドを全面に塗装した後に、フィールドブルーやフラットブルーを塗装しました。
下地のハルレッドが残るように、わざとムラムラに塗装しています。
そして、乾いたら軽く油彩で汚して完成です。
バーントアンバーやバーントシェンナを薄めて汚しを入れています。
MGのマニピュレーターにありがちな「指ポロ(指のパーツがポロリと取れること)」は、いまのところありません。
ブルーに赤茶な汚れはよく似合いますね。
やっぱり、この下腕部のユニットには、ヒートロッドを巻き取って収納するだけのスペースは無いように感じるんですけどね……。
キットの場合は取り付け式だからいいんだけど、腕からにゅるにゅるとミミズのようにムチが生えてくるのは不可能だと思いますし、だからこそ、グフカスタムはワイヤー式に変更したんでしょうね。
とはいえ、やっぱりグフといえばヒートロッドですよねぇ。
5や、5で手を打とうやないか、5万円くれや!
なポーズ。
コクピットのオレンジ窓は、塗装後に後ハメしています。
なかなかカッコ良い立ち姿。
なかなかカッコ良い後ろ姿。
MGのザクやグフを作る際に避けて通れない道のひとつに、動力パイプの組み立てがありますが(それに加えてグフの場合はヒートロッド)、これがちょっと時間がかかることをのぞけば、比較的短時間でさくさく作れる好キットでした。
ただし、作った後の油絵具の乾かす時間が今回は痛かった……。
やっぱり、油彩メインの塗装はやめよう(今回は実験)。
あくまで、私の場合は、ですが、油彩の使用は基本塗装の上に、ちょこちょこっとアクセント程度に油彩を乗せてゆくのが性に合っているようです。
記:2021/09/24