タミヤ1/35 M1A1マインプラウ制作記
2022/01/06
ストレスゼロでさくさく制作が進む
たまには現用戦車を作ろうということで、アメリカの現用戦車、M1を作ってみます。
しかも、地雷処理バージョンのマインプラウ。
昔、1/144の完成品の戦車を集めていたことがあるんですが、第二次大戦中のドイツやソビエト戦車と一緒にM1A1マインプラウを並べると、車体前部に地雷処理ユニットが装着されていることもあり、スケールが違うのでは?と思われるほど大きく感じたものです。
押入れの中で、湿気をたっぷりと吸っていた箱。
中身はこんな感じ。
組み立て説明書です。
ランナー、パーツの数はそれほど多くありません。
ただ、苦手なメッシュがあるんですよね。砲塔後部のバスケットの個所の。
ま、練習だと思って丁寧にトライしていきましょう。
まずは、車体下部を作りました。
履帯の厚みが第二次大戦中の戦車とは全然違いますね。
後方の四角い補助電源ユニットが特徴的ですね。
さすがタミヤのMMシリーズで、なんのストレスもなく、気持ち良いほどのパーツ同士の合いの良さ、どんどん組みあがっていきます。
そして、車体上部、砲塔を完成させたら、恒例のサフ吹きです。
黒、オキサイドレッド、マホガニーの3色のサーフェイサーをランダムに吹き付けて下地層を形成します。
で、乾いたら、ダークイエローを吹き付けます。
画像は車体下部をダークイエローで塗り、履帯を取り付けた状態です。
ちなみに履帯は、タミヤ・スミ入れ塗料のダークブラウンで塗りました。
茶色系のエナメル塗料を薄めて塗っても良かったんですが、最初から良い状態で薄められているスミ入れ塗料のほうが、筆伸びが良いんですよね。
奥まったところまで、さらりと浸透してくれるので重宝しています。
で、デカールを貼ってウェザリング、それとフィギュアの塗装をして完成。
あっという間に完成で、驚き桃の木です。
砲塔後部のバスケットについている「33」のプラカードは、キットの箱を切り取って、黒サフを吹いてデカールを貼りました。
ドカンと迫力、かっちょいい。
上から見ても、あらデカい!
ウェザリングは軽くしただけです。
のっぺりとした形に立体感を出すために、水性塗料・焼鉄色でエッジを中心にスポンジぽんぽん汚し(まるしー:らいだ~Joe氏)をしています。
ほんとうは、このあたりは砂で汚れまくった演出をすべきなんでしょうけど、面倒なのでやっていません(手抜きんぐ)。
リーやシャーマンのようなポッコリ砲塔の時代と比べると、隔世の感がありまくる、いかにも「現用です!」なフォルムですね。
もうちょっと汚したほうが良かったかもね。
でも、今回は、とりあえず「形」を楽しみたかったので、塗装(+汚し)には時間をかけていません。
フィギュアも黒スミイれのみ。
涙を流したピエロ、それとも雨でアイシャドーが落ちたおばさん?
もう少し丁寧に拭き取るべきでした。
フィギュアを乗せると、デカさ加減が実感できますね。
車体後部の塗装剥がれの表現が露骨かつ雑過ぎで、リアリティがありませんね。
というわけで、比較的短時間で組みあがり、塗りあがったタミヤのM1A1マインプロールでした。
箱のイラストや部品の構成を見ると、一瞬、「げっ、俺でも作れたりするんですか?」と思ってしまいますが、いやぁ、きちんと説明書通りに手ご動かせば、いつの間にか完成しているという寸法。
ほんと、タミヤは凄いです。
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記:2020/07/17