コンプリート・ラスト・レコーディング/セロニアス・モンク
今、3枚買うよりは、この2枚組
セロニアス・モンクの『コンプリート・ラスト・レコーディング』。
これは、ロンドンで録音したモンク最後のレコーディングを記録した『ロンドン・コレクション』の第1集から3集までをまとめた作品です。
CD2枚にまとめられています。
私の場合は3枚バラバラに買って聴いたいたけど、これから買う人は、このコンプリートで買ったほうが良いかもしれないですね。
ただ、味のあるモンクのジャケ写は拝めないけれど。
モンクの淡々としていながらも、不思議に耳をひきつけてしまうピアノ。
やっぱり不思議なんだよね、このロンドンで録音されたピアノの音色といい間といい、そこから醸しでる少々冷ややかなムードは。
何気に聴くだけでも、何気にクセになるんですよ。
ピアノソロもあれば、アート・ブレイキーとアル・マッキボンのリズムセクションのサポートがつく演奏もある。
しかし、ピアノソロであれピアノトリオであれ、醸しでるテイストはまったく変わらない。
数あるモンクの作品の中でも、このようなテイストを持ったピアノを味わえるのは、ロンドンで録音された最後のレコーディング演奏のみなのです。
記:2017/01/22
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