にしん蕎麦

      2018/01/14

伊藤久右衛門 宇治抹茶にしんそば ギフト 乾麺 蕎麦2人前×3袋 そばつゆ6袋 ニシン3本 箱入り N-3伊藤久右衛門 宇治抹茶にしんそば

大阪といえば「けつねうどん(きつねうどん)」をパッと連想するが、それと同じくらい京都といえば「にしん蕎麦」だ。

私は、名古屋にある「中村屋」の味噌煮込みうどんが大好きなので、それを食べるためだけに、大阪へ行く途中、名古屋で途中下車をすることがある。

それと同じ理由で、京都でにしん蕎麦を食べるために途中下車をすることもある。

本当は、四条大橋近くの「松葉」あたりで、冷やを一杯飲みながら、などと、しゃれ込みたいのは山々だが、時間の無いことが多いので、一本新幹線を遅らせている間にホームの立ち食いで済ませてしまうことがほとんどなのだが……。

しかし、立ち食いレベルでも十分満足してしまうほど、私はにしん蕎麦が大好きなのだ。

ドンブリ中央に浮かぶ、甘~い味が染み込んだ、柔らか~い身のにしんを思い出すだけでも、生唾が湧き上がってくるではないか。

あの、甘~いにしんの身に、控えめな味の蕎麦が、とてもマッチするのだ。

とてもおいしい。

大阪のきつねうどんと同じ原理だが、なかなか、濃い・薄いの対比の妙を楽しめる食べ物だと言えるだろう。

関東の蕎麦屋にも、たまに「にしん蕎麦」がメニューに載っている店がある。

関東でにしん蕎麦。いったい、どういう味になってしまうのだろう?

関東でにしん蕎麦を食べたことはないので、なんとも言えないのだが、あの濃いめのしるに、漬け込んだにしんの甘い身がのっかると、かなり「甘辛塩っぱい」味になってしまうんじゃなかろうか……。

それが怖くて、関東の蕎麦屋のにしん蕎麦は喰ったことがない。

もし、食したことがある人がいらっしゃれば、いったいどういう味だったのか、是非教えてください。

記:2002/03/12

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