汚して完成!ロバート・ギリアム風MGザクII
以前の記事⇒MGの高機動型ザクII(R-2型)組み立て・基本塗装完了
油彩で汚して完成
基本塗装を終えたMGザク、1日ほど塗料を乾燥させた後に、全体にMr.ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンでフィルタリングをかけました。
ただし、白の個所は別な色で。
別な色は、マルチホワイトにスポットイエローを微量に混ぜたものを上から塗っています。
これらが半乾きの状態で、いよいよフィニッシュ作業の油彩汚しです。
バーントシェンナ、ピーチブラックをメインに窪んだ個所を中心に流し込むように汚し塗装をしていきました。
アクセントとして、カドミウムオレンジも使用していますが、あまり鮮やかになりすぎても、その個所だけが目立ってしまうので、控えめに、控えめに。
— Model Making (@modelnica) June 7, 2020
最後はアクセントとして、ごくごく微量のアイヴォリー・ホワイトでランダムにドライブラシ(ウェットブラシ?)をして完成です。
やっぱり後姿がカッコいい。
— Model Making (@modelnica) June 7, 2020
左肩の鉄板(?)盾は、テレピン油で溶いた油絵具をごしごししているうちに塗装が剥がれてピンク色のプラスチックが顔を出してしまったので、急きょ黒鉄色をぺたぺた叩きつけて応急処置。
黒鉄色はラッカー系。
アクリル系、油彩と塗り重ねたうえにラッカー系を塗るという掟破りの荒技かも。
どうせ汚れたりダメージを受けやすい個所なので、多少の塗膜の痛みや荒れは気にならないだろうと思ったので、遠慮なくガシガシとラッカーを塗りつけました。
で、乾いたら、再びウェザリングカラー⇒油彩汚しと同じ手順をたどるわけです。
本当は、この高機動型にはジャイアントバズーカが似合うのですが、キットにはザクバズーカしか付属していないことが残念です。
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脚部がザクよりも力強いフォルムになっているだけ、武装にもボリュームが欲しいと思う今日この頃。
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なぜかヒートホークがよく似合う。
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ヒートホークを持てば、小さなバズーカを持った姿もサマになる。
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もちろんマシンガンもよく似合う。
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青く塗ったらグフになっちゃうかもなと思ったのですが、あぎれもなくザクです。
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今回は、チッピングやドライブラシを用いたハゲちょろ塗装はしませんでした。
油彩でどこまで「綺麗できたない」を実現できるかの実験台でもありました。
そして、この実験はまだしばらく続きそうです。
— Model Making (@modelnica) June 7, 2020
はじめて油絵具で汚しをした頃は、嬉しくて珍しくて大量の油彩をベタベタと塗りたくってしまいましたが、その必要はないんだなということが最近ようやく分かってきました。
薄く溶いたものを丹念に塗り伸ばしたほうが個人的には好みな仕上がりになりますね。
まだまだ実験中、かつ修行中ではありますが。
あと最低でも5千個は作って塗らないと、さじ加減は体得できそうもありません。
細かなことは気にせずに、どんどん作ろうプラモデル、って感じですな。
記:2020/06/07