ピアニカのキャンディ、フルートのキャンディ/山中千尋『アウトサイド・バイ・ザ・スウィング』

   

Candy、様々なバージョン

今週末の土曜日に、新宿のレストラン「白龍館」でライブをやる予定だが(みなさん来てね)、その際、《キャンディ》を演奏する可能性高し。

で、参考として、リー・モーガンのヴァージョンや、ルー・ドナルドソンのヴァージョンなどを聞き返しているのだが、山中千尋がピアニカを弾いているヴァージョンが、サクサクと気持ちよく聴けるので、それに合わせてベースを弾いたりして楽しんでいる。

アウトサイド・バイ・ザ・スウィングアウトサイド・バイ・ザ・スウィング

もっとも、これほど早いテンポでは演奏しないと思うけども。

ベースとドラムのリズムセクションの上に、まるでハーモニカを吹くように(鍵盤ハーモニカとは言いえて妙だ)、軽やかに鍵盤を操る山中千尋。

リー・モーガンが綴った、ちょっと調子っぱずれで印象的なフレーズ(♪パラ~、ボラ~、ペラ~、ポラ~)もちゃっかり引用しながら、肩の力を抜きつつもスピード感のある演奏が繰り広げられている。

CandyCandy

この曲はもとより、可愛らしいメロディなのでピアニカも似合うが、フルートも似合う。
ちょうど、今回私がサポートでベースを弾くフルートの音色にもピッタリだ。

速くやってもいいし、ボサバージョンでやろうか?という話もある。

まだ、この曲はメンバー揃って一度も練習していないので、いったいどういう仕上がりになるのかは分からないが、この曲はよっぽどヘマを犯さない限り、サクッと軽やかに聴けることと思う。
乞うご期待。
みなさん来てね。

9月29日(土)
江藤みどりトリオ(fl+b+per)
新宿「白龍館」にて、午後5時45分より(開場は5時半)

2007/09/25

 - ジャズ