プロフェッサー・ソウル/チャールス・カイナード
2017/05/22
邦題、《恋はフェニックス》。
この、なんとも凄いタイトルの曲が好きで(笑)、この曲を聴くためだけに、たまに棚から取り出すCDといってもいい。
ご存知、ウエストコーストを代表するオルガン奏者、チャールス・カイナードのリーダー作『プロフェッサー・ソウル』。
ウエストコーストというと、どうしても、イメージ的にあっさり塩味を連想してしまいがちだが、カイナードのオルガンはさにあらず。
コテコテなのよ、結構。
塩ラーメンやタン麺では決してありえず、まぁ、豚骨ですね、完全に。
R&B路線のギタリスト、カル・グリーンの参加も大きいと思う。
テキサス出身の彼の太いギターに触発されてか、カイナードのコテコテオルガンも絶好調。
ギターとオルガンのブレンド具合も気持ちいい。
全編に色濃く漂うゴスペルテイスト。
ジャズ好きならず、ソウル好きにはたまらない1枚だと思う。
記:2007/03/16
album data
PROFESSOR SOUL (Prestige)
1.Professor Soul
2.Cristo Redentor
3.Song of Delilah
4.Sister Lovie
5.By The Time I Get to Phoenix
6.J.C
Personnel[edit]
Charles Kynard (org)
Cal Green (g)
Johnny Kirkwood (ds)
1968/08/06