にせ信者サム/ホレス・シルヴァー
少し前まで猛烈に暑かった陽気が一転して、すっかり秋モード。
夜は毛布がないと肌寒いぐらいの空気になってきました、東京は。
そういう秋の夜長、にはまだ早いのですが、ヒンヤリした8月下旬の真夜中に聴きたくなるのが、コレ。
いや、もちろんタイトルナンバーの《ソング・フォー・マイ・ファーザー》も良いのですが、ここは、《にせ信者サム》で!
味わい深く、でも、やっぱりホレスにしか出せないメロディと管アレンジの融合。
キャッチ―なメロディ・クリエイターでもあるホレス・シルヴァーが書く曲、私は好きなものもあれば、あまり好きではないものもあるのですが、この《にせ信者サム》に関してはマル!
と、ここまで書いてクレジットを見たら、あらら作曲者はホレスではなかった(ムーサ・カリーム:ジャズのサックス&フルート奏者)。
まぁ、メロディというよりは、管同士が醸し出すムードが好きということもあり、これはアレンジの勝利でしょうね。
焼酎でも飲みながら、涼しい夏よの~といいながら《にせ信者サム》を聴くのもオツなものです。
記:2015/08/28