元気なシニア・スポーツ高齢者〜健康&長寿の秘訣
スポーツシニア
住んでいるマンションのベランダから、近所の公園が見えるんだけど、朝は運動をしている高齢者が多いですね。
一昔前はゲートボールをしているクラブチームが多かったんですが、最近はめっきりゲートボールをしている老人グループを見かけることがなくなりました。
そのかわり、ジョギングをしたり、軽い体操をしているシニアを見かけます。
超高齢社会といわれて久しい今日ですが、介護が必要な老人が急増しているいっぽうで、健康管理にぬかりのない「スポーツシニア」も、最近はよく見かけるような気がします。
ストレスと寿命
そういえば、うちの父ちゃんも70代の中盤にさしかかっている年齢でありながらも、週に3回はテニスクラブに通っています。
2つのテニスクラブに所属していて、以前は週4回以上も通っていたようです。
しかし、試合など、張りきり過ぎたためか、数年前にアキレス腱を切ってしまって以来は、しばらくテニスクラブには通えず、リハビリに専念。
しかし、回復するや否や、また嬉々としてテニスクラブに通いまくっているのだから、その元気っぷりには呆れてしまいます。
うちの親父は、中学生の頃からずっとテニスを続けていて、三つ子の魂百までではありませんが、子どもの頃の習慣や趣味は、老人になっても続くのでしょう。
その一方で、うちの母親もフィットネスクラブに週に数回通っていますね。
親父とは学年は違えど、同年齢なので、結構な年ではあるのですが、数年前から女性専用のレディス・フィットネスに通うのが楽しいようです。
あと、かれこれ30年以上、歌(シャンソン)を習っており、自主制作だと思いますが、CDも出している「自称:プロ歌手」。
年に数回は、銀座だったか赤坂だったかのクラブでシャンソンを習っているオバさまたちのグループとリサイタルを開いているようです。
そんな母を見ていると、歌うことも健康維持の一つなんだろうなと思います。
歌はストレス解消にも良さそうですからね。
だいたい人間はストレスで死にますから。
もちろんガンが引き金になることも多いのですが、その癌を育てるのもストレスですし。
タバコや、偏った栄養バランスの食事が健康に悪いと言われてはいますが、南の島に行けば、90歳を過ぎても毎日コーラを飲んで煙草をスパスパ一日一箱吸っているお爺さんも元気に生きていたりしますから、こういう人たちはストレスの少ない生活をしているんでしょうね。
うちの、トーちゃんも、カーちゃんも、もちろん身体の一部に故障はあったりもするんですが、いまのところ、概ね健康なのは、好きなことをして生きている(=ストレスが少ない)からなのかもしれません。
やはり「病は気から」なのかもしれませんし、「生きがい」を持つか否かで、随分と寿命が変わってくるのかもしれません。
寿命と骨の硬さ
ちなみに、寿命といえば、生物の寿命を決める大きな要因は何だかご存知ですか?
それは、骨の固さ。
これが大きなポイントのようです。
90代で大往生をした方の骨は、火葬場で骨壺に納める際は、立派で固く、形が崩れていない大腿骨であることが多いですからね。
逆に、今、話題のダイオウイカは、寿命が3年ぐらいなんだそうです。
あれだけデカいのだから、もっと寿命は長いものだと思っていたのですが、そうでもないみたい。
イカの骨は軟骨ですからね。
あれだけ大きくても、骨が柔らかいから寿命が短いんでしょうね。
長生きをしたければ、骨密度とストレスに注意することがポイントなのかもしれません。
健康管理だけではなく、ストレス管理、こちらも重要かもしれませんね。
記:2015/02/25