スリング・ショット!/シーズ・スリンガー
シーズ・スリンガー。
オランダのピアニスト。
彼のリーダー作が本邦初CD化です。
なんといっても、クリフォード・ジョーダンのテナーが渋い!
ハンク・モブレイにも通ずる、柔らかなテナーの音色とメロディアスなブロウ。
あ、ラテン調のナンバーだと、チャーリー・ラウズっぽさも顔を出しているかも。
それにしても、フィリー・ジョー・ジョーンズ。
いくつになっても、やんちゃ坊主ですね~。
冒頭、一曲目から、期待させまくりの重たいドラムソロのイントロ。
ジャズ濃度バッチリ!
スリンガーのピアノは、堅実かつオーソドックス。
やはり、ジョーダンのテナーや、フィリー・ジョーのドラムに聞惚れてしまうのです。
▼収録曲
1. スリング・ショット
2. グローイング・アップ
3. ウォルトニア
4. アイ-ウィットネス・ブルース
5. イフ・イット・ワー・オンリー・ユー
6. ディジィジット
記:2016/09/07