岡田斗司夫の『ぼくたちの洗脳社会』をいま改めて読み返すと

      2018/05/12

ぼくたちの洗脳社会 (朝日文庫)

20世紀の世紀末に出版されこの本も、いま改めて読み返してみると たしかにSNSなどの無い時代の 古いインフラ、テクノロジーの時代が前提として書かれているため に古さを感じざるを得ないが、古さを感じるのは表面的な技術的な記述のみ。

それを除けば、なるほどそのとおりだよと思わせる記述が多いということは、時代かわれど本質を抑えているということだろう。
だから、それほど前時代の書物であることを感じにくい内容であることも確か。

最後の解説は、 爆笑問題の太田光が書いていたことには気がつかなかった。

この人も本質的には マジメな人だよね。 暗いといったほうが近いかも。

記:2013/03/31

 -