白衣の天使(?!)RE/100 ナイチンゲール制作記
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「白衣の天使」と言ってみたいがために
ナイチンゲールといえば、白衣の天使。
しかし、逆襲のシャア・ベルトーチカチルドレン(小説版のほうね)に登場するシャアの搭乗機は、シャアなだけに赤。
赤い天使・ナイチンゲールというのもアリなのでしょうけれども、ナイチンゲールといえば、やっぱり白っしょ、と、ただそれだけのことを言ってみたいがために、白いナイチンゲールを作ってみました。
バンダイの1/100スケール(Re/100シリーズ)のキットです。
箱デカ。
箱の横。
箱の横2。
箱の横3。
箱の横4。
箱の横5。
箱の中。
パーツの数はそれほど多くはないのですが、というよりむしろ「あの独特な形」を、よくもまぁこれだけの少ないパーツ数で再現していますなぁと思うほどなのですが、それでもパーツのボリュームたっぷりに感じるのは、「バカでかい」と呼んでも差し支えないほどの巨大なパーツがたくさんあるからなのでしょう。
盾もプロペラントタンクも大きいぞ。
赤というよりも朱色オレンジに近いこの色、まさに「逆シャア」のシャアカラー。
キュベレイやハイゴッグの肩のような蝙蝠型のスラスターユニットもデカいぞ。
地味なグレーパーツも地味にデカい。
シールにポリキャップ。
ポリキャップの数は思ったよりも少なし。
組み立て説明書と、厚紙チラシ。
このナイチンゲールが、Re1/100シリーズ第一弾なので、気合いがはいっていますね。
しかし、キットの中身の紹介は以上!
キャラクターホワイトを使ってみたかった
で、いきなり完成間近状態。
組み立て過程の記録をすっとばしてスイマセン。
とにかくデカくて、そのデカいパーツ類がビシバシ組み合わさって巨大な物体になっていく過程が楽しくて、ついつい撮影をするのを忘れてしまいました。
塗装に関しては、ユニットが組みあがるごとに、黒⇒マホガニー⇒ガンメタル⇒(部分的に)ライトブルーという順に缶スプレーを吹いていき、下地作りをしました。
缶スプレーは、缶をカラカラと振って、キャップをカパッと外してシューっと吹き付けるだけなので、すぐに塗装が出来る上に、後始末も、キャップをカパッとかぶせるだけで簡単なうえに、エア圧が高いので、一回の噴霧で、かなり細かなところまで塗料の粒子がいきわたってくれるので、とても便利なのですが、とにかくこのナイチンゲールは表面積が圧倒的なので、いったい何本の缶スプレーを消費したことか。
下地を作ったら、つや消しホワイトを全体にやんわり吹きつつ、白以外のところにはニュートラルグレーやRLMグレーや白を混色したグレーを吹き付けました。
で、最後の白の仕上げとして、キャラクターホワイト。
この色は、ちょうど良い塩梅の半光沢で、しかもクールでありながら暖かな色味がなかなか魅力的なので、一度使ってみたかったんですよ。
これを白い箇所に重ね吹きをして、完成!
汚しはあっさり、油彩のバーントシェンナとピーチブラックを薄めに薄めて、ごく微量に。
もう少し窪みには濃い色を流し込んでメリハリをつけても良かったかもしれません。
胸部は前に突き出るような新幹線のような形をしているのですが、正面から見るとでっぷりとしたボリューム感がありますね。
E4系やE5系の新幹線を正面から見ると、でっぷりとした感じに見えるのと同じ現象かも。
モノアイシールは貼ってません。
スラスター(バーニア?)の裏側は、タミヤのスミ入れ塗料の茶系(ディープブラウン、オレンジブラウンやピンクブラウンなど)を適当に重ね塗りをしています。
サンダーボルトのザクやガンダムやジムが関節につけていたようなシーリングもタミヤのスミ入れ塗料のグレイ系や、オレンジ&ピンク系のブラウンを適当に重ね塗りをしています。
強そうでカッコいいのですが、可動範囲はほとんどなし。
兵器というよりかは、カッコいいオブジェといった感じですな。
横幅がスゴいので、都内の狭い住居だと置き場所に苦労するかも。
白で塗ってもラスボスとしての貫禄は維持されていると思います。
「クウガ」のラスボス「ダグバ」も白でしたしね。
天使どころか、ホワイトデビルですな。
ジオとキュベレイとハイゴッグの良いとこどりをしたようなデザインがたまらないっす。
3本のプロペラントタンクが、良いバランスを保っていますね。
それにしても、いやぁ、作るのはそんなに大変ではなかったのですが(むしろガンプラの中では簡単な部類)、塗装とそのダンドリ(どのパーツをバラして、どこに持ち手をつけるか等)を考えたり実行するのが、ちょこっと面倒でしたが、その面倒くささが楽しかったりもしました。
今度はくすんだダークイエローで塗ってみたいですね。
記:2021/06/08