YOASOBIの令和的情感
2021/11/13
キャメル⇒YOASOBI
先日、YouTubeのチャンネル視聴者の永井勉氏のコメントを紹介したら、
>>キャメルのザ・スノーグース 気持ち良い脳内マッサージ音源
早速永井さんからお返事コメントが。
こんばんは永井です・・・m(__)m
ブログで取り上げていただきありがとうございます・・・W
このアルバムは小説家ポール・ギャリコの名作「白雁」をテーマにした
コンセプト・アルバムだそうです・・・m(__)m
現代ではyoasobiも小説からインスパイアされて曲を創作するそうです・・・!!!
コメントをいたいだいた動画⇒こちら
おお、永井さんもYOASOBI好きでしたか。
私も、熱心にチェックしているというほどではないのですが、YOASOBI、最近けっこう好きなんですよ。
で、このように返事。
ヨアソビは、《大正浪漫》と《怪物》が好きです♪
なにしろPVのグラフィックが滅茶苦茶キレイだし、歌い方がヴォーカロイドの逆影響を受けている感じもし、なかなか興味深いです。
そう、個人的な第一印象は、
「人力ヴォーカロイド」だったんですね。
決して非人間的なヴォーカルというわけではなく、
ヴォーカロイド的な抑揚、節回しをなんとなく感じておりまして、昭和的な情感は皆無。
平成的といっても、まあ平成時代も長いですから、平成的というよりは、このテイストこそが令和的情感なのかな、とも思ってしまうわけで。
とにもかくにも、まあなんというか心地よいですよね。
インプット⇒アウトプット
特にジャズなんかが顕著ですが、ジャズマンがひょんなところで醸し出すブルースフィーリング。
もちろんすべてのジャズマンがそうではないのですが(まったくブルースを感じさせないジャズマンも少なくないですが、ブルースの影響を受けているジャズマンの場合)、やっぱり、よく聴いていたブルースがひょんなところで、ぽろりとニュアンスとして醸し出てしまうものなんでしょうね。
内側から自然にこぼれ落ちるというか。
私もいまだに鍵盤弾くときの手癖はヤマハ音楽教室チックなフレーズが多いんですよね。
幼い頃のクラシック的なエチュードが細胞レベルでインストールされちゃっている気が(だから全然フィーリングがジャズっぽくない)。
それと同様、やっぱり好きなアーティスト、よく聴いた好きな曲やミュージシャンの影響って無意識に表出されるものなのでしょうね。
もちろん、YOASOBIがどこまでヴォーカロイドの歌を聴きこんで、どれだけ影響受けているかどうかは不明なんで、直感的なフィーリングを書いているだけではあるのですが……。
いずれにしても、気持ち良いけど歌うの難しげな楽曲も、
そしてそれを難しげに感じさせずに
涼しげキュートにこなすヴォーカルも心地良か。
温度高いナンバーもあるけど、まったく汗臭くないんだよね。
記:2021/10/25
追記
高松貞治さんからのコメント。
YOASOBI?それって何?ジャズしか聞かない私には初めてこの動画で名前を聞きました。YouTubeで数曲見た感想としては、いいじゃないですか!曲とグラフィックがあっていて、今まで聞かなかったことが悔やまれます。これからも聞いて行こうと思いました。この動画に感謝です!
⇒こちら
がちがちな(?)ジャズファンが、
YOASOBIの良さをキャッチしてくれることはとてもうれしいですね。
やはりジャズは感性を拓く?!
あくまで体感ですが、
私のYouTubeチャンネルの視聴者、というかコメントをくださる方は感性が柔軟な人が多いように感じています(嬉)。
記:2021/11/13