雑想 2023年9月

      2023/10/05

YMO ウインターライブ再現

YMOの『ウィンター・ライヴ』が超々大好きなので、たとえ再現「ごっこ」であっても、背筋がゾクッときてしまうんだよね。

いや、むしろ並外れた「ウインター愛」のほうにゾクッと背筋が寒くなるのかもしれない。

映画 ミステリと言う勿れ 宣伝

映画『ミステリと言う勿れ』の宣伝。

新宿と新宿三丁目を結ぶ地下道にて。

劇中(ドラマ中)で菅田将暉が着ているダッフルコートとは違うものが使用されているんだろうけど、触ってみたら、けっこう薄い記事。これじゃあ冬寒いよなぁ。

もじゃもじゃアフロはかなり巨大だったけど。

ザ・パス チェンチェン・ルー

台湾のヴィブラフォン奏者、チェンチェン・ルーのリーダー作。

《インヴィテーション》に《ブルー・イン・グリーン》。

うーん、けっこういい感じ。

なぜか、脈絡も根拠もなく80年代、バブルの時代のジャズのテイストを感じてしまう。

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スティーヴ・キューン キャンデュ

『バスラ』(ピート・ラロカ)の《キャンデュ》!

シブい選曲!

まいった!!

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BLAQUE DAWN 中村海斗

リーダーでありドラマーの中村海斗。

重心低い安定感と、軽妙なスネアを叩くスティックさばき。特にリムショットが心地よし。
かなり細かく難しい譜割も多いはずなのに、そのようなことはまったく感じさせないところが、やっぱり卓越したテクニックということなんでしょうね。

ちょっとマーク・アイザを彷彿させるところもあるかな。

ピアノの壷阪健登も、サックスの佐々木梨子もコンテンポラリージャズのおいしいところどりをセンスよくこなしており、聴き手の「こちら側にこういって欲しい」という無意識の欲求を先取りして、もっとも気持ち良い地点に着地してくれる心地よさがある。

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動画もあったんで貼っときます。

ファインディング・ガブリエル ブラッド・メルドー

ジャコ・パストリアスもパット・メセニーも卓越した楽器奏者であると同時に、自分がメインに奏でる楽器以外にもたくさんの音が頭の中に鳴っていた。

それが結実したのが、ジャコの場合は『ワード・オブ・マウス』であり、メセニーの場合は『シークレット・ストーリー』だと思うんだけれども、両者ともに、ある種、狂気の力技のようなもので一種の楽園サウンドに昇華させていたように感じる。

同様に、メルドーも鍵盤以外にも頭の中には様々な音が鳴り響いていたことがわかる一枚が『ファインディング・ガブリエル』だ。

メセニーやジャコの大作がチープなたとえで「楽園サウンド」とするならば、メルドーの場合はタイトルからして「天国サウンド」?

コーラスを多用したゴージャスアンサンブルの多くは、ともすれば甘くぼやけたサウンドに陥りがちな一歩手前なところで、マーク・ジュリアナのシャープなドラムがビシッと締めてくれているという寸法。
ほんと、彼のドラム、昔だったら小室哲哉が「時代はジャングル~」なんてニヤッとしていた打ち込みのジャングルビートを人力で叩いているところが現代ジャズドラマーっぽいシャープさに溢れていてカッコいいですな。

楽器演奏の達人かつ才人は、時としてプレイヤーにとどまらず、音楽家としての才能もこのような作品で遺憾なく発揮しております。

どこまで意識したのかは分からないけれど、TOTOの《99》チックな曲もあって楽しい。

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また、書籍の企画が通ってしまいそうなんだけれども、正直、本はあんまり書きたくないんだよね。

今の時代、ブログやユーチューブがあるではないですか。

書きたいことはブログに書きなぐり、喋りたいことはユーチューブで喋れれば十分だと思っている。

もちろん、若い頃は、一生に一冊でも本を出せればいいや、とは思っていた。

ところが、新卒で就職した会社が出版社ということもあってか、本という物体は嫌いではないし、実際今でも結構読んではいるけれども、読むものとしての認識半分、残りの半分は物体としてみなしているようなところが自分の心の中にはあって、自分で書いたり作ったりするものではないかなという思いはある。

もちろん、最初に自分が書いた本、ではなく、自分が編集した本が世に出たときは、けっこう嬉しかったものだ。
でもねぇ、なんか最近は、こういっちゃ関係者の方に大変失礼なことかもしれませんが、「なにか良い企画無い?企画なくて困っているんだけど」と時々お願いされることがあるんですが、その時に、酔っぱらいながらテキトーに夜中に数本の企画を送ったりすると、翌朝メールをチェックをすると、「いいですね!出しましょうよ!」という返事が来たり、あるいは翌日メールをチェックしていると「企画通りました!いついつに発売予定なので、いついつまでに書いてください、その前に打ち合わせですね」というような返事が届いていたりする。

企画が通ったことは少しだけ嬉しいんだけど、「ああ、また背負ってしまった」という重たい気分のほうが大きい。
私は出来ちゃった結婚はしたことないですが、付き合っている女性から「できちゃったみたい」と言われた時の男性の心境って、こんな感じなのかな?

なんだか、テキトーですね。
いや、でも、頑張ります。

こんなことを書くと嫌味に受け取ってしまう人も出てくるかもしれないけれど、こういう時の私のモチベーションアップするための言葉は、「世の中には、本を出したくても出せない人はたくさんいるんだぞ、それなのに、お前は面倒くさい、引き受けたくないなんて言っているのに出してくださいとお願いされている。なんて贅沢なヤツなんだ、お前は」です(笑)。

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