アール・デコ/ドン・チェリー
このようなオーソドックスなナンバーを演奏するドン・チェリーも良いですね。
肩の力を抜いて、ふわっと聴くことが出来ます。
ジャケットのチェリーも、なにげにカッコいいし。
とても自由な、それこそジャズマン!って感じで。
メンバーが、ビリー・ヒギンズにチャーリー・ヘイデンなので、オーネットの『淋しい女』ばりなサウンドを期待して、構えていたら、あららと肩透かし。
それも良い意味での肩透かし。
これはいい。
本当、ドン・チェリーの軽やかさは素晴らしいし、結局彼のトランペットって、どんな曲にもジャンルにも無理なくフィットするんだなということがよく分かる1枚なのです。
個人的には、やっぱりオーネットの《ブレッシング》かな。
▼収録曲
1.Art Deco
2.When Will the Blues Leave?
3.Body and Soul
4.Bemsha Swing
5.Maffy
6.Folk Medley
7.The Blessing
8.Passing
9.I've Grown Accustomed to Her Face
10.Compute
記:2016/06/30