小川隆夫氏の新刊と、ブラウニーのチェロキー
速いパッセージを淀むことなく、スラスラと吹けること。
力強く、かつ滑らかに吹かれるクリフォード・ブラウンのトランペットを聴くたびに、なんて流麗かつメロディアスなんだろうと嬉しい気分になってしまうのだけれども、ブラウニーの凄さは、それだけではなく「ビッグトーンで」淀みなく速いパッセージを吹き抜けること。
これ、トランペットという楽器をやっていないと、なかなか実感として湧かないことかもしれないんだけれども、同業のトランペッター、フレディ・ハバードが言ってるんだから間違いない。
『ジャズメン、ジャズを聴く』に書かれております(小川氏の新刊)
そして、大きな音量で、淀みなく吹いている曲は《チェロキー》。
『スタディ・イン・ブラウン』に収録されています。
(・∀・)b
記:2016/02/04