たのしいグフ活。グフカス、グフカス、グフカスタム/HGUC 1/144 MS-07B3 グフカスタム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)
2021/12/07
またもやグフカス作ります
またまたグフカス。
グフカスタムを作ります。
これで何個目?
どんだけグフカス好きやねん?って感じですが、まあかなり好きです、グフカス。
以前は、部分塗装はしたものの、ほとんどのパーツは成形色を活かして組んだ後に軽くウェザリングをほどこして完成させました。
参考:素組み!グフカスタム(HGUC) from 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
しかし、今回はガッツリ塗装をしたいと思います。
理由は、タミヤのアクリル塗料のオーシャングレー2が余っているから。
これについては「オーシャングレー2でユニオンフラッグ・カスタムを塗ってみました。」に書いたので、経緯は割愛しますが、とにかくこの色をもっと使いたいのですよ。
今、頭の中にある漠然としたイメージは、グフカスのメインカラーである水色っぽい色をオーシャングレー2で塗装し、ボディの濃い青のところは、シーブルーかフィールドブルーで塗装しようかなと考えています。
さて、取り出したるグフカスキット。
さっそく作っていきたいと思います。
このガンプラは何度も作っているので、もはや勝手知ったるグフカス状態。
取説(取り扱い説明書/設計図)に記されている作業手順は無視して、自分がもっとも作りやすい段取りで作っていきたいと思います。
ランナーやパーツの構成、組み立ての流れに関しては、こちらの記事をご参照いただければ幸いです。
最初の仕込み
制作するにあたり、最初の段階で仕込んでおいたほうが、後々作業が楽になる箇所から進めていきます。
ショルダーアーマーの仕込み
ザクやグフを作る場合、まずは肩から作るようにしています。
ザクもグフも肩が命ですからね。
ポリキャップを挟み、パーツ両面にタミヤセメントをたっぷり塗りたくり、グニュリと接着。
接着剤が乾いたら、はみ出したパーティングラインにペーパーがけをします。
頭部の仕込み
頭部のパーツに、ブレードアンテナを接着しました。
接着剤なしでも問題ないのですが、ある日突然ポロリも怖いので、ここはしっかり接着しておきたいところです。
また、モノアイレールのパーツを切り出します。
胸部の仕込み
前後に分割された胸部のパーツ。
前側のパーツはランナーから切り離さないまま、窓の周囲をレッドブラウンで筆塗しました。
クレオスのラッカー系のレッドブラウンです。
乾いたら、裏側からオレンジのクリアパーツをはめ込みました。
これで組み立て前の仕込み完了!
頭部
モノアイレールのパーツを下塗り用のラッカー系塗料を筆塗りしました。
アクリル塗料のフラットブラウンを筆塗りしました。
乾いたら、薄めのNATOブラックをさらっと筆塗り。乾いたら、センサー用メタリックシールのレッドを貼りました。
顔の残りのパーツをランナーから切り離します。
下塗り用のラッカー系塗料でサクッと筆塗りしました。
細かいパーツが塗っている途中に飛んでいかないよう注意ですね。
お次はフラットブラウンで筆塗装。
欠けて出土された土器のパーツのようです。
さらに筆でハルレッド。
さらにフラットアルミをスポンジで適当にぽんぽんと乗せました。
オーシャングレーをスポンジで乗せます。
仕込みの段階で作っておいた頭頂部に、塗料の残りがわずかで、処分しようと思っていたスプレー(白、橙、つや消し黒、マホガニー)を適当に吹きました。
乾いたら、アクリル塗料のフラットブラウンで筆塗りをしました。
乾いた後は、ハルレッドを筆で軽く塗装。
さらにアクリル塗料のフラットアルミでスポンジ塗装をしました。
オーシャングレー2をスポンジ塗装。
顔のパーツを組み立てました。
微妙に塗り残されたフラットアルミやハルレッドなどの下地の色が、塗装の剥がれた感じを出しています。
ちょっと表現が露骨かな?と思ったときは、改めて基本色を上からスポンジぽんぽんすれば良いわけで。
とりあえず、現段階では、追加塗りはせず、この状態で様子を見てみます。
胸部
胸部の組み立てに必要なパーツをランナーから切り出しました。
下塗り用のラッカー塗料を筆塗りしました。
アクリル塗料のフラットブラウンを筆塗りしました。
乾いた後に、ハルレッドを筆塗りしました。
フラットアルミをランダムにスポンジで乗せました。
ジャーマングレーとシーブルーをランダムにスポンジ塗り。
組み立てました。
バックパック
バックパックのパーツを切り出しました。
下塗り用のラッカー系塗料で筆塗り。
乾いたらフラットブラウンを筆塗りします。
お次にハルレッドを下塗り。
フラットアルミをスポンジで軽くランダムに乗せました。
ジャーマングレイをスポンジぽんぽん。
スラスター(バーニア)の内側をアクリル塗料のクリアレッドで塗装。
スラスター(バーニア)をバックパック(ランドセル)本体に取り付けます。
そろそろ動力パイプもランナーから切り離し、軽くペーパーをかけておきます。
下塗り用のラッカー系塗料で軽く筆塗り。
フラットブラウンを筆塗り。
さらにハルレッドを筆でスッスッと乗せます。
軽くスポンジでフラットアルミをランダム塗装。
オーシャングレー2をスポンジで塗装。
ボディにバックパックと動力パイプを取り付けました。
腰部
腰部の組み立てに必要なパーツをランナーから切り出しました。
下塗り用のラッカー塗料を筆塗りしました。
アクリル塗料のフラットブラウンを筆塗りしました。
乾いたら、筆でハルレッドを軽く塗りました。
フラットアルミを適当にスポンジで塗装。
シーブルーをスポンジにしみこませてスタンピング。
組み立てました。
胸部と合体、バックパックのパイプを接続しました。
頭部も合体。
肩のジョイントパーツ
ボディ内に埋め込み、ボディと肩の関節の橋渡しとなるパーツを切り出しました。
下塗り用ラッカー系塗料を軽く筆で塗りました。
フラットブラウンを重ねました。
フラットアルミをスポンジでランダムに乗せました。
ジャーマングレイでスポンジぽんぽん。
ボディに埋め込みました。
脚部
脚部は、いくつかのユニットに分けて組み立て、塗装します。
股関節
股関節を組み立てました。
下塗り用のラッカー系塗料を軽く筆塗り。
アクリル系塗料のフラットブラウンを重ねます。
さらにハルレッドを筆で塗装しました。
スポンジでフラットアルミを軽く乗せたら、乾燥した謎のキノコのようになりました。
お次はNATOブラックで軽くスポンジング。
腿部
腿のパーツを組み立てました。
下塗り用ラッカー系塗料を筆塗り。
アクリル塗料のフラットブラウンを筆塗り。
ハルレッドを筆塗りした後に、フラットアルミをスポンジ塗装。
乾いたら、オーシャングレイ2をスポンジで叩きつけました。
股関節と合体!
膝関節
左右の膝関節のパーツをランナーから切り離しました。
下塗り用ラッカーでサクッと筆塗り。
フラットブラウンを下塗り。
ハルレッドを重ね塗り。
フラットアルミをスポンジぽんぽん。
ジャーマングレーを軽くスポンジで乗せます。
組み立てました。
下地の塗り残しが、塗装の剥がれやサビた感じを醸しだしています。
腿部と合体させました。
下腿
下腿部のパーツを組み立て、ヒザのアーマーを切り出しました。
マホガニーの缶スプレーを吹いて、ラッカー塗料でのコーティング。
アクリル塗料のフラットブラウンを筆塗りしました。
裏側のパーツの奥にまで塗料がいきわたるよう、たっぷりと筆につけて塗りました。
乾いたらハルレッドを筆塗りしました。
フラットブラウンはたっぷりだったので、ハルレッドは軽く、あっさりと。
フラットアルミをスポンジに染みこませ、軽くぽんぽんと叩きました。
オーシャングレイ2をスポンジぽんぽん。
ヒザパッドは、NATOブラックでスポンジぽんぽんしています。
そして、取り付け。
足先
足首の関節部を組み立て、足先のパーツを切り出しました。
残りわずかなスプレーを吹きました。
後にアクリル塗料を塗るために食いつきを良くするためなので、色味は何色でもOK。
乾いたらアクリル塗料のフラットブラウンを筆塗り。
さらにハルレッドを筆塗り。
フラットアルミをスポンジぽんぽん。
お次はオーシャングレーでスポンジスタンプ。
接地するパーツはNATOブラックでスポンジングしました。
足裏の噴射口にクリアレッドをポタリと垂らしました。
組み立てました。
下腿部とドッキング。
合体
脚部上部と下部を合体させました。
両脚を股間部の接続パーツにジョイントさせました。
腰部に接続!
腕以外の全身が完成しました。
腕部
腕部は、いくつかのパートに分割して組み立て、塗装をしています。
肩、二の腕
肩パーツと、二の腕のパーツを切り出しました。
下塗りラッカー塗料を筆塗りしました。
タミヤアクリルのフラットブラウンを筆塗り。
ハルレッドを軽く筆で乗せました。
フラットアルミをスポンジにふくませ、軽くたたきつけました。
乾いたら(塗料の量が少ないのですぐ乾く)オーシャングレイ2をスポンジでポンポンしました。
組み立てました。
ボディに装着しました。
肩アーマー
事前の仕込みで接着しておいた肩のアーマー、接着剤が完全に乾いたら、デザインナイフではみ出た箇所を削り、耐水ペーパーで平にしました。
その際、ホーン(角)もランナーから切り離し、パーティングラインを耐水ペーパーで消します。
ホーンをアーマーに接着し、乾いた後に、ラッカー系の下塗り用塗料で筆塗り。
アクリル塗料のフラットブラウンを筆で重ねます。
次に筆塗りハルレッド。
フラットアルミでスポンジスタンプ。
オーシャングレイ2をスポンジでたたきつけた後、肩部に取り付けました。
腕部
腕部のパーツを切り出しました。
関節パーツも同様に切り出し。
下塗り用ラッカー系塗料で筆塗りしました。
腕関節パーツも同様に。
アクリル塗料のフラットブラウンで筆塗り。
関節も同様にフラットブラウン筆塗り。
ハルレッドを筆塗りした後に、フラットアルミをスポンジぽんぽん。
さらに、アクリル塗料のオーシャングレイ2をスポンジで軽く叩きつけます。
関節も同様の処理で。
ただし、オーシャンブレイではなくNATOブラックにしました。
組み立てました。
腕部2
下腕部の残りのパーツを切り出しました。
下塗り用のラッカー系塗料を軽く筆でなすりつけました。
乾いたら、フラットブラウンを下塗り。
次いで、ハルレッドを薄く筆で塗り重ねました。
フラットアルミをスポンジで軽くぽんぽんと叩きつけました。
オーシャングレイ2をスポンジでわざと下地が残るようにスタンプぽんぽん。
組み立てました。
上腕部とドッキング。
手
手のパーツを切り出しました。
下塗り用のラッカー系塗料を筆でさするように塗りつけました。
フラットブラウンを軽く筆塗り。
フラットアルミをスポンジで叩きつけました。
手の甲の装甲パーツにオーシャングレイ2をスポンジぽんぽんしました。
指の部分のパーツを組み立てた後、ジャーマングレイを軽くスポンジで乗せました。
組み立てました。
装着しました。
これで本体は完成です。
武具
グフカスタムは多彩な武器を装備しているところが特徴。
多くのMS(モビルスーツ)は、せっかく様々な装備しているわりには、劇中ではフル活用していないこともあります。
しかし、『08小隊』に登場するノリス・パッカードさんは、これらの武器をシチュエーションに合わせて上手にフル活用、獅子奮迅の活躍をしています。
だから、もちろんデザインのカッコ良さもあるんですけれども、グフカスタムの人気の理由は、その活躍っぷりも大きいのではないかと思っています。
というわけで、グフカスタムが装備するそれぞれの武具を制作していきます。
3連装35mmガトリング砲
EZ-8に胴体を切断されつつも、同時に最後のガンタンクを仕留めた3連装35mmガトリング砲を組み立てました。
いらないラッカー系缶スプレー。
特に白が残っていたので、白を中心に軽く吹きました。
筆でアクリル系塗料のフラットブラウンを塗りました。
つづいてハルレッドを筆塗り。
フラットアルミでスポンジぽんぽんしたら、海底に沈んで数十年間経った戦艦か巡洋艦の砲塔のようになりました。
NATOブラックでスポンジング。
奥まったところには、なかなか塗料が届かない。
こういう場合は筆塗りもアリかもしれませんね。
あるいは、細かく千切ったスポンジに塗料をつけてポンポンするのも良いかもしれません。
装備しました。
盾
盾のパーツをランナーから切り出しました。
下塗り用ラッカー塗料を筆塗りしました。
アクリル塗料のフラットブラウンを筆塗りしました。
さらにハルレッドを筆で塗り重ねました。
スポンジでフラットアルミをランダム塗装。
スポンジでシーブルーやジャーマングレーをぽんぽん叩いて乗せました。
組み立てました。
ガトリングユニット
グフカスタム最大の特徴であるガトリングユニットを組み立てました。
下塗り用のラッカー系塗料を筆塗りしました。
アクリル塗料のフラットブラウンを筆塗りしました。
乾いたらハルレッドを塗り重ねました。
乾いたら、フラットアルミをスポンジぽんぽん。
乾いたら、今度はジャーマングレーをスポンジで乗せていきました。
お次は、盾に接続するパーツにスカイグレーでスポンジぽんぽん。
と同時に、砲身には軽くガンメタルをスポンジしました。
盾に取り付けました。
裏側。
ヒート・サーベル
ガンタンクを真上から串刺しのように仕留めたヒート・サーベル。
これは、ランナーからパーツを切り離すのみ。
下塗り用のラッカー塗料を筆塗りしました。
アクリル塗料のフラットブラウンを筆塗りしました。
筆でハルレッドを塗り重ねました。
フラットアルミをスポンジした後にNATOブラックもスポンジでぽんぽん叩きつけました。
NATOブラックとガンメタルを交互にスポンジ叩き。
シールドのガトリングユニットに収納しました。
表側。
装備しました。
残るは仕上げ作業です。
完成!
各パーツをバラし、ウェザリング塗料のグレイッシュブラウンでフィルタリングをかけました。
窪みのメリハリが乏しいところにウェザリング塗料のステインブラウンを流し込み、数日乾かします。
乾いたら、さくさく組んで完成!
本当はさくさく組めない箇所もあって、それは左腕の盾+ガトリングユニットに手のパーツを装着して手首を取り付けるところですね。
いつものことですが、プラスチックを割らないように、慎重に慎重にずらしずらししているうちに、知らず知らず時間がかかってしまうのです。
後姿。
スポンジ塗装で色調にメリハリを出したのものの、上からフィルタリングをかけることで、かなり単調になってしまったかも。
次回はフィルタリング無し、塗料はアクリル塗料オンリーでチャレンジしてみようかな。
ヒートロッド(ヒートワイヤー)をえいっ!
けっこうダラダラと作っては塗り、塗っては撮影しを繰り返していたので、時間がかかってしまいました。
もっとリズミカルにサクッ!といきたいものですね。
しかし、いつ見ても左右の大胆な非対称的なデザインはカッコいい。
そして、強そう(実際強かったけど)。
やっぱりグフカス作りは楽しいですね。
記:2019/04/17
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