ノーマン・グランツ J.A.T.P. カーネギーホール1949
Norman Granz J.a.T.P. Carnegie Hall 1949
時々ジャズ本をめくっていると目にする、この印象的なイラストのアルバムは?
ノーマン・グランツ主催の、カーネギーホールでのセッションです。
う~む、古き良き勢いと活力に溢れたジャズを聴いているぜ!って気分になります。
トランペッター、ファッツ・ナヴァロの参加も貴重といえば貴重ですね。
この時のナヴァロは、すでにヤク中でボロボロのだったそうです……。
しかし、演奏は胸を打つ。
そして、死の直前のこの時のナヴァロのトランペットを、なんとチャーリー・パーカーは客席で聴いていたという。
なんとも、ドラマティックというか、そういうエピソードを知った上で聴くと、また感慨もひとしお。
音質の多少の悪さなんてまったく気にならんわい!って感じですね。
ちなみに、時々ジャズ本をめくっていると目にする4文字英語「JATP」とは?
JATPとは、Jazz At The Phillharmonic Hallの略称で、ヴァーヴやノーグランやパブロなどのレーベルの創設者、ノーマン・グランツが1944年にはじめた、人気ジャズミュージシャンやシンガーなど、いわゆるスター級のプレイヤーを集めたショーのことですね。
記:2002/02/21