タミヤ 1/35 KV-I C型 時短制作記
2021/11/26
またもや作るぜKV-I
ほんと、どれだけ好きやねん?と自分でも突っ込みを入れたくなるほど好きなソビエト戦車、KVシリーズ。
紫に塗ったり水色に塗ったりと、いろいろと無茶をしてきました。
これで懲りたのかというと、まったくそういうわけではなく、またまた作りたい欲求が湧き上がってきたので、KV-IのC型(KV-1 Cタイプ)を作りました。
ドイツ戦車と比べてパーツ数が極端に少ないのが魅力のキット。
数時間で組みあがるのが嬉しいですね。
時短制作、一気に完成
キットの箱です。
— Model Making (@modelnica) May 1, 2021
握りこぶし戦車兵、今回は久々に塗装して、戦車の上に立たせてみようと思います。
つづいて箱の中。
— Model Making (@modelnica) May 1, 2021
そして、数時間で組み立て完了。
途中過程の写真もとらず、一気に下塗りまで済ませました。
— Model Making (@modelnica) May 3, 2021
黒→マホガニー→レッドブラウン→ガンメタルと吹き過ぎず、ランダムに少しずつスプレーをしてプラスチック地を塗料で覆い隠しました。
そして、一気に完成。
基本色は、余った塗料の混濁液に、三菱や中島の海軍機色を適当に混ぜてうっすらエアブラシで吹き付けることを数回繰り返したらこうなったという。
前回のシャーマンもそうですが、敵国の戦車の塗装に我が帝国海軍の機体色を使用するとはいい度胸ですな……。
— Model Making (@modelnica) May 4, 2021
ウェザリングは、特に足回りを中心に油彩のバーントアンバーを薄めたものをランダムに流し、ふき取りました。
バーントアンバーのみだと茶色茶色しすぎるので、砲塔など上にいくにしたがって、オレンジテイストの強いバーントシェンナも混ぜています。
— Model Making (@modelnica) May 4, 2021
車体後部のリベット周辺は茶色系の色での汚し甲斐がありますね。
— Model Making (@modelnica) May 4, 2021
握りこぶしおっさんの塗装もテキトーかつ簡単塗装です。
具体的には、グレーのサーフェイサーを吹き付け、乾いたら、顔のモールドに薄めたマホガニー(ラッカー系)を流し込み、あまったマホガニーにつや消し黒を混ぜて、軍服の皺などに流し込みます。
半乾きのうちに、肌にはランダムにウッドブラウンを塗り、というより置き、さらにキャラクターフレッシュを出っ張ったところに置き、あとは面相筆で軽く半渇きの塗料同士をなじませる作業をしただけ。
軍服や靴、ベルトなどは、タミヤのアクリルミニを少量の水で薄めて一回塗った後は、油彩のアイボリーホワイトで軽くドライブラシをかけただけ。
トータル1時間もかからぬ作業時間です。
せっかく祖国愛に溢れたポーズなので、砲塔の上に立たせてみました。
— Model Making (@modelnica) May 4, 2021
KV-I本体のフィニッシュも油彩のアイボリーホワイトです。
ごくごく微量のアイボリーホワイトで軽く全体にドライブラシをかけました。
— Model Making (@modelnica) May 4, 2021
最近は、平筆でドライブラシをするのが面倒なので、幅5センチくらいのハケでしゅっしゅとドライブラシしています。
そのほうが筆跡がつきにくく、かつ自然なグラデーションが生まれるような気がします。
— Model Making (@modelnica) May 4, 2021
ちなみに握りコブシおっさんのフィニッシュもハケでしゅっしゅと数回撫でただけ。
— Model Making (@modelnica) May 4, 2021
実戦にはまだ参加していない工場から出荷直後って感じですね。
— Model Making (@modelnica) May 4, 2021
汚せば汚しただけの効果も見込める戦車ではありますが、今回は短時間であっさり仕上げを追求してみたかったので、あまり凝ったことは追求せず、ひたすら最小手で最大限の効果を出す実験台となってもらいました。
特に「時短フィギュア塗り」や、「混濁液ランダム塗り」に関しては、今後のAFVモデルの制作に活かせそうな気がします。
記:2021/05/12