タミヤアクリルと油彩のお手軽塗装でノスタルジックなマジンガーZ完成!

   

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タミヤアクリル⇒油彩でさくっと完成

80年代に発売された1/144スケールのバンダイ・マジンガーZのプラモデル、さくっと作ってサクッと塗って完成です。

今回はタミヤのアクリル塗料とメインに使用しました。

下地にフラットブラウン、NATOブラック、ハルレッドなどを「水溶きアクリル」手法でランダムに筆塗して下地作り。

なんとなく下地でプラスチックを覆い隠せたら、よく乾かし、基本色をスポンジで叩きつけました。

色乗せ中のジェットスクランダーやブレストファイヤーを出す板など。

タミヤアクリルのフラット系のカラーを水で薄めると、さらにマット感が強くなるので、「ノスタルジック昭和」な感じが自然に出て良いですね。

ちなみに、黒い箇所はフラットブラック、グレーの箇所はスカイグレー、青い箇所はシーブルー、赤い箇所はフラットレッドとオレンジの混色、黄色い箇所はフラットイエローです。

一通り基本色を乗せたら、しばらく時間をおいて完全に乾かしたのちに、テレピン油で薄めた油絵具を平筆でさらっとひと塗り。

乾けば完成!

空にそびえるクロガネの城……、といいたいところなんですが、微妙に脚が内股なので迫力あまりありませんね。
仕方ないんですよ、そのまま作ったらこういう角度になっちった(言い訳)。

では、もういっちょ「そびえる感」の出るアングルで。

背中から見ると、やっぱり翼が短いですな。

使用した油絵具はバーントシェンナですが、この色、なかなか便利ですね。

けっこうマルチに汚れ表現に使えます。

オレンジっぽい茶色は、泥汚れや金属の劣化表現の両方に使える上に、模型用塗料で均一に塗った時の単調さにメリハリを与えてくれもします。

たとえば、下の画像の右足の付け根の赤茶色っぽいところなんて、自然にぼろっちい感じが出ている良い例ですね。

ノスタルジックというよりも寂しそうな佇まい。

箱と一緒に並べると、より一層レトロ感が漂うかな?

ところで今回のマジンガーZは、旧キットなだけあって、プロポーションといい、パーツ分割といい、最近のガンプラ作りに慣れている人からしてみれば、少々手こずるというか面倒なところもあるとは思いますが、それはそれで「味」ということで。

それにしても、マジンガー、シンプルなデザインだなぁ。

おなじスケールの最近作ったガンプラと並べてみました。

なんだか、ザクもマラサイもマジンガーと並べると、兵器というよりは突起物の多い機械獣に見えてしまいますね。

シンプルなマジンガー、ボリューミーなザクIIIやマラサイと比べると、ちょっと貧弱に見えてしまいます。

果たして、彼ら相手に、ブレストファイヤーやロケットパンチは通じるんでしょうか?!

記:2020/05/03

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